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平成の虚無僧一路の日記

尺八は長さに非ず 

2021年02月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「尺八はその長さが1尺8寸だから、尺八という」と誰もが信じている。
中学の音楽の教科書にもそう書いてある。
しかし、私は子供のころから疑問に感じていた。縦笛の名前をつけるのに、その長さを名前になんかするだろうか。常識的にありえない。
お琴は6尺あるから「ろくしゃく」。三絃は「よんしゃく」、琵琶は「さんじゃく」。横笛は「いっしゃく」なんて名をつけるだろうか?
?
古代の尺八は、1尺1〜4寸で長さは不揃いである。1尺8寸の尺八は伝存していない。それなのに何故「1尺8寸」が名前になったのか。おかしい。
結論を言えば、尺八のような縦笛は中国の唐代より以前から存在していた。1万年も前のヨーロッパの遺跡からは動物や鷲の足の骨に孔を空けた笛が出土している。
脛の骨のことをラテン語で「Tuipaチュイパ」という。クラリネット等の縦笛はラテン語で「Tuipa」。
そこで、ローマからタクラマカンを経て中国に伝わった縦笛(Tuipa)が、中国では「チーパ」。それに「尺八」と漢字が当てられたわけで、それを日本人は1尺8寸の意味と勝手に思い込んだというのが私の考えである。
「ハンニャーハラミッダー」に「般若波羅蜜陀」と漢字を当てただけで、漢字の意味は無い。それと同じで、「尺八」は「チーパ」に漢字を当てただけで、長さの意味などないのだ。以下詳しく説明しよう。

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