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バルカン超特急 

2020年12月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『バルカン超特急/The Lady Vanishes』。
BSプレミアム12月17日(木)13:00〜放送。
アルフレッド・ヒッチコックが
30代で監督したサスペンス映画。

原作はエセル・リナ・ホワイトの小説『The Wheel Spins』。
キャッチフレーズは、
”爆走する超特急の中で、忽然と貴婦人が消えた。
 想像を絶する怪事件をのせてサスペンスが走る!”。

舞台はヨーロッパの小国バンドリカからロンドン行きの列車。
雪山を越えて、列車が駅に入ってきた。
ところが、雪崩で明日にならないと列車は動かないと言う。

と、舞台が設定されたところで、登場人物は
クリケット狂のカルディコット(ノウントン・ウェイン)と
チャータース(ベイジル・ラドフォード)。

ダブル不倫中の弁護士の
トッドハンター(セシル・パーカー)に、不倫相手の
トッドハンター夫人( リンデン・トラヴァース)。

音楽教師をしているという老婦人の
ミス・フロイ(メイ・ウィッティ)。

結婚前の最後の旅行で、友人二人と楽しんでいる、
アイリス・ヘンダーソン (マーガレット・ロックウッド)。

クラリネット奏者の
ギルバート( マイケル・レッドグレイヴ )等。

設定はなんだか、ポアロの
「オリエント急行殺人事件」を思い出しますね。
アガサ・クリスティは本作からインスパイアしたのかも。

前半がホテル、後半が列車という密室を舞台に、
アイリスがミス・フロイという老女と知り合い、
彼女の姿がこつ然と消え、乗客のみんなが存在を否定する。
怖いですね、ヒッチコックの得意の心理サスペンス。

あれれ、、そう言えばこの設定はと思い当たる人は
映画通ですね。そうです、ジョディ・フォスターが
主演した「フライトプラン」は舞台を列車から飛行機に変えた
リメイク映画です。

ヒッチコックお得意のカメオ出演は
エンディング近くのヴィクトリア駅で、黒のコートをまとって
タバコをふかしながら通り過ぎるシーンなので、注視して下さい。

製作年は1938年(昭和13年)。



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