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シンドラーのリスト 

2020年12月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆様、おはようございます!

”寒い”と言うまいとおもえど、この”寒さ”かな。
寒さに慣れない身体にこの寒さ、懐同様に身にしみます。

経済活動にも一段と厳しい寒さが襲いかかって来ました。
愛知県も18日から営業時間を午後9時までと短縮に。
いつまで続くこのコロナ…!?

今日の映画紹介は
『シンドラーのリスト/Schindler's List』。
BSプレミアムで2020年12月16日(水)13:00〜放送。

ユダヤ人に救いの手を差し伸べた男…。
実話に基づいた傑作。

キャッチフレーズは、
”一つの生命を救うものが、世界を救える”。

舞台は1939年(昭和14年)9月。
第2次大戦下、ドイツ占領下のポーランド。

ドイツ軍によりポーランドが占領され、
クラクフもドイツ軍の占領下に置かれる。

ナチス党政権下のドイツ軍はクラクフ在住の
ユダヤ人に移住を強制し、ゲットーへ収容する。

そんな中、ナチス党の党員でもあるドイツ人実業家の
オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)が、
クラクフの町へやって来る。

彼の目的は戦争を利用してひと儲けすること。

潰れた工場を買い取って琺瑯(ホーロー)容器工場を開設。
ユダヤ人会計士の
イザック・シュターン(ベン・キングスレー)に
工場の経営を任せ、「安価な労働力」として
ゲットーのユダヤ人を雇い入れ、金の力でSSの将校に
取り入って自らの事業を拡大させていった。

しかし、SS将校のアーモン・ゲート少尉
(レイフ・ファインズ)が強制収容所の所長として
クラクフに赴任して来ると様相が一変する。

彼はゲットーや収容所でユダヤ人を次々と殺戮していく。
シュターンを含め、シンドラーの工場で働く
ユダヤ人たちにも危機が迫る。

金儲けにしか関心がなかったシンドラーの心境に変化が
生じていく。そして彼はあるリストの作成を決意する。

監督のスティーブン・スピルバーグは、自身も
ユダヤ系アメリカ人であるが故に10年近くも構想を練り、
3時間以上の本作を制作。
彼の想いを込めただけに見応えがありました。

ラストシーンを以外はほぼ全編に渡りモノクロ作品。
監督は多分、悲惨な戦争映画だから、
あえて、白黒の映画にしたのでしょうね。

もっとも、パートカラー方式と言われる方法で、
シンドラーの心境の変化を表現して、その部分だけ
赤い色をカラーで描写しているのはさすがです。
「赤い服の女の子」は特に印象に残ります。

善と悪を持ち合わせたシンドラーが、どうして、
全財産を投げうって、1200人ものユダヤ人の
命を救ったのでしょうか?

主題曲も効果的に使われています。
♪♪シンドラーのリスト♪♪(ジョン・ウィリアムズ作曲)
演奏するのはイスラエル出身の名バイオリニスト、
イツァーク・パールマン。
https://youtu.be/hBY4pKP4oBo

日本公開1994年(平成6年)2月。



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