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たかが一人、されど一人

テレビ科学番組で「腸の話」 

2020年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨夜いつものようにBS・TBS「報道1970」を観ていたが、30分ほど観ているうちに何故かつまらなくなってしまった。相変わらずの尖閣諸島を巡る中国叩きである。8時になったのでBS・フジ「プライムニュース」に切り替えたが、こちらも相も変わらぬ韓国問題のようだ。それこそ何度も聞き飽きた話で面白くない。そこでNHK・BSPに切り替えると非常に面白い番組に当たった。タイトルは記憶していないが人体に関する科学トークショウで「腸の話」だった。出演者は司会がタレントの織田裕二氏で腸の専門医2人と京都の料理屋の女将さんと女性タレント(名前は知らない)の5人。内容をかいつまんで言えば、消化器官の一つである腸には脳と同じような独自の神経ネットワークが張り巡らされていて、その事に関する新発見が最近次々に明らかになってきているとのこと。そもそも生物は消化器官が先ず形成され、それが進化して遂には脊髄や脳などが生まれて人体が形成されたと信じるのが当たり前になりつつあるらしい。これまで一般的には食物摂取に関する情報はすべて脳から発信されると思われてきたが、むしろ腸が先に情報を発している可能性があるとのこと。例えば腹が空いたとか、お腹がいっぱいとか、うまいとか、まずいとか。腸内の神経から脳へも行くだろうが、腸は今で言うAIと同じ働きでその信号を腸内で処理して脳からの司令を待つまでもなく、自らが処理して体内への吸収を阻止することも分かってきたとのこと。何れにせよ、腸の神経は脳より先輩で、脳は他の機関からの信号も受け止め肥大化してきたので、聴神経に比べると雑念が多くなってドラ息子のようだとの説明があったりして非常に興味深かった。自分の経験からしても、日常の快食・快便ほど大切なことはないと思っていたので、我が意を得たりの思いで番組に見入ってしまった。お腹、特に腸に異常があって首相の職に耐えられなくなった安倍前首相はやはり当然だったかもしれぬ。子供の頃、食い意地を張って欲張ると「腹も身の内だからいい加減にしなさい」と注意されたものだが、腹こそ身の代表とも言えるようだ。腸内神経細胞の他に「腹の虫がおさまらない」と言われるように腸内に寄生する微生物の存在も重要らしいが昨夜はそこまで話が進まなかった。日本人の腸が欧米人に比べて長いことは昔から知っていたが、植物を多く摂取する日本人は動物性食材が多い欧米人に比べて性格が穏やかであることは動物実験からも証明されているらしい。ひょっとすればコロナ禍が外国に比べて少ないのもなにか関係があるかもしれない、なんて勝手に想像したりするが、腸内神経の解析はまだ始まったばかりのようで、今後どんなに発展するか、なまじの政治問題よりずっ興味がある。

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