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愛情物語 

2020年10月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
『愛情物語/ The Eddy Duchin Story』。
BSプレミアムで2020年10月14日(水)13:00〜放送。

1930年代から1940年代にかけて活動した実在の
ピアニスト、エディ・デューチンの生涯を描いた映画。

タイロン・パワーと言えば、
アクション・アドベンチャー映画と思っていましたが、
本作では演技派へ華麗に転身していますね。

キャッチフレーズは、
”命ある限り優しく励ます妻の愛情を病魔に奪われ
哀切の生涯を辿る音楽家デューチン”。

ピアニストとして身をたてるべく、
エディ・デューチン(タイロン・パワー)は
有名なセントラル・パーク・カジノのオーケストラの
指揮者ライスマンを訪れた。

かつてデューチンがパークシャの避暑地で演奏している時、
ライスマンから賞賛されたことがあったからだ。

しかしいくらライスマンでもすぐ就職させるわけにはいかなかった。
当てがはずれてしょげかえったデューチンは、
ふとグランド・ピアノが目にとまり、淋しい気持ちでピアノを弾き出す。

ところがその調べを聞き入る1人の令嬢、大資産家の姪
マージョリイ・オルリックス(キム・ノヴァク)が、
事情を聞いて同情し、ライスマンに、オーケストラ演奏の合間に
デューチンのピアノ演奏を入れてくれるように頼んだ。
ライスマンは大切な客の彼女の申し入れを2つ返事で承諾する。

”私には幸運がついている。天使がそばで見守っている…”
と、デューチン。

マージョリイは
”あなたはきっと成功する。あなたは歓びの創造者よ”と、
二人は愛し合い叔父夫婦の祝福を受けてめでたく結婚する。

だが、デューチンの「天使」は、幸福の絶頂に天国へ召される。
彼はピアノに手を触れることさえ拒絶して、
長い絶望の時間を過ごすのだった…。

単に、音楽映画に終わらず、人間の弱さと強さを描いた
ところに本作の見どころでしょう。

音楽映画ですから、デューチンが得意とした、
ジャズのスタンダードナンバーからチャールストンの曲まで
20数曲が挿入されているので楽しめますね。

特にショパンの夜想曲をアレンジし、主題曲の
「トゥ・ラブ・アゲイン」はカーメン・キャバレロの
ピアノ演奏は素晴らしい。
♪♪ To Love Again/ 愛よ ふたたび♪♪
https://youtu.be/MOt-bDRfRHY

本作ではタイロン・パワーが、見事な指の動きで
自らピアノを弾いているように見えるが、
実は、実際に演奏しているのはカーメン・キャバレロなんですね。

監督は「ショーボート」「悲恋の王女エリザベス」の
ジョージ・シドニー。
製作年は1956年(昭和31年)。



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