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平成の虚無僧一路の日記

伊那から高遠 

2011年08月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「馬籠」を逐(お)われて、南木曽から大平峠を越え、
飯田に出る。木曽川流域から木曽山脈を越えて、
天竜川沿いの伊那谷だ。「谷」と云っても、巾
数kmはあるだろうか。広い河岸段丘だ。

飯田の北が下伊那郡。天竜川対岸の松川町に住む
「竹座」氏の所へ寄ろうか迷いながら、通り過ぎる。

下伊那郡から北へ20km。かなり離れて「伊那市」が
ある。そこから東へ11kmほどで「高遠」。

ここは、桜の名所として知られ、春は観光客で超満員。
車では近づけないところだ。会津藩祖「保科正之」が
養育された地であり、私の母方の「山室」は、高遠から
会津に来たということで、一度行ってみたいと思って
いた所。ようやく念願がかなった。地図で見ると
「山室川」や「山室鉱泉」がある。

高遠は静かな町だ。城跡も古臭い。春は大勢の観光客が
訪れるのだろうが、夏場は、訪れる人も居ないのか、
駐車場も無料。人は さっぱり 見かけない。

馬籠で警察官に不審者扱いされたので、こちらでは
先手を打って、城の近くの交番に飛び込んだ。

「山室への行き方」を尋ねたところ、そこに駐在
している「警部」さんは、実に親切に、いろいろ
教えてくれた。

高遠城の南にある「高遠湖」の上流が「山室川」。
10kmほどの長さの川。途中「山室鉱泉」や「山室
神社」もある。「分校」を利用した旅館もあるとの
こと。

書いてくれたカンタンな地図の割りには、行けども
行けどもない。えらい山奥だ。道路は 次第に、
車のすれ違いができない狭い山道なる。陽が落ち
かけた頃、ようやく「分校旅館」に辿りついたが、
4室満室とのこと。さらに奥に行ってみる。

すごい山奥だ。こんな奥地にも、家が点在していた。
だが、多くは人が住んでいない。廃墟なのだ。
実に不気味。最後、とうとう行き止まり。そこで
すっかり 陽が暮れて真っ暗。ここで野宿するのは
さすが怖い。鹿や猪が出るという。実際に見た。
薄暗闇の中で、鹿の親子が作物をあさっていた。

雨も降ってきた。急ぎ、高遠に戻り、別の山道を
通って茅野に抜ける。

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