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陽暉楼 

2020年07月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『陽暉楼』。
BS日テレで2020年7月17日(金) 18:00〜放送。

キャッチフレーズにあるように、
”女は競ってこそ華、負けて墜ちれば泥”。

舞台は土佐高知、修羅の恋。
ここは陽暉楼、色香匂い立つおんなの館。
華麗な夜を彩る裏側では、男と女の愛憎、
親と子の命の葛藤が激しく渦巻いていた…。

吹雪が舞い、白雪が降り積もる夜。
室内では三味線の美しい音色が鳴り響いていた。

芸妓の呂鶴(お鶴/池上季美子)に惚れ込んだ
太田勝造は、(緒形拳)は、駆け落ちする。

しかし、お鶴は追っ手の男に刺され、絶命する。
2人の間に産まれた赤ん坊は、
母の死も知らずに泣き声をあげていた。

お鶴の死から20年経った昭和8年(1993年)の春。
土佐・高知の陽暉楼では、桃若(池上季実子)という
美しい芸妓が人気を博していた。

桃若は芸名で、本名は太田房子といい、
彼女は勝造とお鶴の忘れ形見だった。

陽暉楼は女将のお袖(倍賞美津子)が取り仕切っていた。
お袖はかって、房子の母・お鶴と勝造を巡る恋敵同士だった。

しかし、お袖は房子の才能を見込み、
自身の後継者として育てていた。

一方、勝造は娘の房子とは仲が悪く、
大阪で愛人の珠子(浅野温子)と暮らしていた。
勝造の仕事は芸妓、女郎をあっせんする女衒(ぜげん)である

「鬼龍院花子の生涯」に続き、五社英雄監督がが
宮尾登美子の原作を映画化した作品。

144分と長い映画ですが、
珠子(浅野温子)と桃若(池上季実子)が洗面所で
水浸しになりながら取っ組み合う、
15分に及ぶ長回しの喧嘩シーン。

又、陽暉楼の主人と丸子(佳那晃子)が
温泉旅行に出かけたところに、
女将お袖(倍賞美津子)が乗り込み、
湯の中でつかみ合いの喧嘩になるシーンなど、
要所要所に、芸者の優雅な動きと反対の
アクションシーン?を入れて、展開を盛り上げていますね。

劇中の土佐弁を聞くと、坂本龍馬が思い浮かび、
ついつい、「〜ぜよ」といいたくなりますね。
女将の”ゆるさんぜよ”の言葉が何故か、頭に残りました。

1983年(昭和58年)制作。



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