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たかが一人、されど一人

全ては自己責任と言うが 

2011年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

都会の暑さはたまらない。毎日のように夕立が来るが、むっとする暑さは一向に収まらない。むしろ昨日は雷のせいで地下鉄や西武電車が長時間止まって、行楽帰りの人10万人以上に影響が出たようだ。涼を求めて山に行に行きたくなる気持ちは勿論分かるが、小学2年生の孫を奥穂に連れて行って、滑落事故に遭難、自分諸共死亡の記事は何とも切なすぎる。
同行したお祖父さんは62才だからまだ若いし、お祖母さんも一緒のところを見ると、登山歴も長い一家だったのだろう。孫にあの雄大な景色を見せてやりたい、山の霊気も吸わせたいの気持ちは分からないではない。お父さんやお母さんも、ベテランの爺婆を信じて大事な息子を預けたに違いない。しかし奥穂と言えば難易度、危険度共にわが国で一級の山である。ご両親はそのことを知っていたのだろうか?
登山に危険はつきもので、そのスリルを克服する事に感激を噛みしめる人も多いだろう。その事も否定するつもりはないが、無茶をして他人の命を奪うことは許されない。小学2年生の子供を奥穂に同伴するのは明らかに無茶ではないか。山を歩いていると、子供連れで頑張って登山している家族を時々見かける。中には背負子に赤ん坊を入れて登ってくる強者さえいる。高尾山あたりで見ると微笑ましいが、1000mを超える山になってくると、いつも疑問を禁じ得ない。
山歩きは全て自己責任だが、小学2年生に自己責任を求めることは出来ない。日本も各県に山岳遭難救助隊が整備されるようになっている。これはこれで結構だとは思うが、更に一歩進めて高い山では危険度に応じて、中学生以下又は高校生以下の入山を規制するような事も考える必要はないだろうか。
山歩きにまで規制なんぞはとんでもない、という考えもあるだろう。確かにそうなれば天に唾する事になりかねない。先日剣岳を途中で諦めたのも、ざれ場での落石が怖かったのが大きな理由だ。あのことを思い出すと、一定年齢以上の一人歩きも危険度の高い山では規制すべきかもしれない。

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