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第8回さわやかコンサート 

2011年08月06日 外部ブログ記事
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プリンスランド浅間湯本別荘地は、県道を挟んで私たちが住んでいるプリンスランドの反対側にあり、それぞれの区画に温泉がひかれている。その浅間湯本センターハウス・1階ラウンジで第8回さわやかコンサートが開催された。私は、何人かの友人を誘っていたが一昨日北隣のO夫人が急遽参加されることになり、天気も不安なのでTさんのベンツを出していただいた。
案の定、天気予報は当たりコンサート開始前に猛烈なスコールが降ってきた。大きな雨音は音楽には邪魔になる。窓を閉めてコンサートは始まった。
 
例年通りロクさんバンドの演奏から始まり、1曲目はベサメムーチョ。ロクさんの甘い歌声にピッタリの曲である。哀愁漂うムードの中で思わず胸が熱くなるのを感じた・・・がしかし、その後はいつものロクさんの毒舌もあって、会場は徐々におおらかな明るい雰囲気に包まれる。
石原裕次郎の「北の旅人」、鶴田浩二の「赤と黒のブルース」そして「無縁坂」「神田川」。ロクさんの歌の説明は、彼独特の語り口で味があり、ジョークを交えながら、昔懐かしい場面が脳裏に浮かんでくるほどである。会場には若い人はほとんどいないので、懐メロは効果満点であった。
 
次のプログラムは、ロクウクレレ軍団による和やかな演奏。カイマナヒラ、南国の夜、サンゴ礁の彼方・・・・。そしてフラダンスを踊る美しい女性の登場で会場には熱気があふれ、もう毎年の恒例になっている全員立ち上がってのフラダンスで、会場内の隅々まで交流は深まっていく。
これこそがこの「さわやかコンサート」の特徴なのであるが、今日は、続いてピアノとギターのコラボレーションを見ることが出来た。テレビなどでピアニストの指の動きを見ることはあるが、すぐ近くで演奏されるピアニストの指の動きに感動した。指の一本一本が生き物のように動くその指の美しさも見事であった。こういう感動は、このような小さな会場でしか得ることは出来ないに違いない。
 
休憩時間に入り、コーヒーやお茶のほかに私たちから聞いて作ったという五味子酒が振る舞われた。車の運転がない私は、5名限定というビールもちゃっかりといただき、喉の調子を整える。
あらかじめ配られている歌詞カード「みんなで歌おう」の最初にある「上を向いて歩こう」から始まった歌声コーナーでは、ロクさんが指名したり、手を挙げて自分から出たりと、入れ替わり立ち替わり前に出てマイクの前に立つ。「早春賦」のとき、私もロクさんに指名され前に出た。
友人として参加したY氏とH夫人の物怖じせず堂々とした歌い振りに驚かされたが、お隣のTさんも負けじと進んで美声を披露する。本格的シャンソンを歌うと聞いていた初参加のO夫人は、前には出なかったがロクさんからマイクを向けられて歌った歌声はさすがに素晴らしかった。
 
グッドタイミングで出るロクさんのジョークに涙を流して笑い転げる人もいるほどだが、「青い山脈」の3番の歌詞の歌い始めで、
父も夢見た 母も見た・・・というところは、チチモフクラミ ヒゲモデタ・・と歌えという指図に場内はドット沸き上がった。配られた歌詞カードをよく見ると、「月の砂漠」の2番で・・
乗った二人は お揃いの 黒い上着を 着てました・・・・の、黒い上着のところが黒い下着になっていたが、最後にこれをみんなで歌って終わりという「ふるさと」の1番・・・・・・・
うさぎ追いしかの山 小鮒釣りしかの川・・・の小鮒が子豚になっていて、うっかりそのまま歌うところだった。
 
「ベッドで煙草をすわないで」を最後に歌うロクさん。今年も甘いマスクに哀愁漂うムードは衰えていない。癌を患ったが90歳まで生きるつもりというロクさん、下手をすると三桁に届く可能性も否定できない。和気あいあいとした和やかな集いは、最後にロクさんとジャンケンをして、勝った人からロクさんお手製の品をいただいて帰ることになっている。結局のところジャンケンで勝てなくても何らかのお土産をいただけるという、参加費1000円なりの「さわやかコンサート」は、参加した人々を幸せの渦に巻き込み、全ての人の顔にはさわやかな微笑みが揺らめいていた。そして外は雨も止み、爽やかな風が通りすぎていった。
 
 

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