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2020年06月05日
テーマ：テーマ無し

カメラ朝日が今月発売の7月号を持って休刊ということを先週発表．
「長年にわたる部数低迷，コロナ禍による広告費の激減により，誠に残念ではありますが，これ以上維持していくことが困難となりました」というお知らせの一文がまさに世相を如実に映している．
休刊ということは，廃刊という意味だろう．94年の歴史に幕を下ろす．
インターネット，スマホの出現はカメラ業界，撮影者の状況を一変させたわけだ．







自粛の親子@河原
　 　Leica M10+DJ-Optical 7artisans 75mm F1.25








やはり，紙媒体という実在感のある，「モノ」で情報を伝える仕組みがなくなるというのはそこまで愛読者ではなかったが，なんとなく寂しいという感想は出てくるものであります．



Bill Evansのアルバムでリリカルで好みのものは，Waltz For Debby，You must believe in Spring，Moon Beamas，それに今日のSince We metだ．

Bill Evans Trio / Since We met +1 (Victor, VICJ-60174)

全7曲．
1974年のヴィレッジ・ヴァンガードにおけるライブ盤．
本CDは，日本盤(1998年)．ビクターの20bit K2でリマスターしたもの．ボーナストラックとしてELSAが付いて全7曲．CDとしてのオリジナルは，全6曲でFantasyから1998年にリリースされている．

ヴァンガードと言えば，1961年のライブ盤が有名ですが，この「Since We met」も負けず劣らずに素晴らしい．

第1曲目のSince We met のエディー・ゴメスのベースがエバンスのピアノの後にドーンと深々と入ってくるのが印象的．ただベースの音を全体的に強調しすぎみの録音のところはある．
2曲目のジョー・ザヴィヌル作曲のあのMidnight Moodもタイトル通りの雰囲気でゆったりとした演奏でいいね．ちょっと，小生にはマーティー・モレルのブラシワークがウザい感じもするが．あるジャズ批評家によれば「バケツの底を叩いてるような」ドラムだと評するくらい．
エバンスのオリジナルは3曲．
ピアノの録音もだいぶ良くなっているので，聴きやすい．

ジャケットのイラストがなんとも印象的というか，人によってはカッコいいと評しているが，小生にはちょっと不気味に思える(´ヘ｀;)　う〜ん・・・

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