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たかが一人、されど一人

中途半端はいけない 

2020年05月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

自分でも情けなくなるが、何をしても中途半端を絵に描いたような人生だった。月曜日に、政府が強硬に審議を進めてきた国家公務員法改正案の今国会成立断念と言う結構なニュースが流れた。もちろん中に検察官僚役職定年延長が含まれていたことへの世論の強い反発を受けてのことだ。今回世論の反発が強かったのは言うまでもない。SNS(ツイッター)の広がりが未だ嘗て無いほど大きかったことに加え、検察OBからの反対も大きかった。しかし、昨日も書いた通り政権は法案を引っ込めるとは言っていない。往生際悪く次期国会への継続審議とする腹のようだ。今回の成立断念は法案粉砕への一里塚であるので、中途半端とならないよう国民あげて見守るよう願いたいものだ。SNSで声を上げた芸能人を含む一般国民はそうかんたんに妥協しないと思うが、問題は検察官OBの皆さんである。有志の方が声明などを出して主張されたように、検察なる組織が本当に公正中立であるかどうかは正直なところ分からない。元東京高検特捜部長の熊崎氏も言っていたが「検察官も人の子、出世はしたいし迷いもある。」が偽らざるところだと思う。検察官の中には悪い人もいるだろうし、不正を暴かれた人もいる。ましてや偉くなって政治家と付き合うようになれば、更に上を目指したくなる思いが募って当たり前だ。また人生哲学は千差万別、秋霜烈日の思いで現役時代を過ごすことが出来ても、一個人として別の人生を歩み始めれば哲学が変わるほうが自然かもしれぬ。たまたま現在、広島地検の選挙法違反事件で河合克幸、杏里夫妻の秘書が逮捕され裁判が始まろうとしている。現政権の無法ぶりがどこまで暴かれるかどうか、河石夫妻の責任への及び方が一つの試金石になると思う。自民党は党本部への家宅捜査だけはさせないようあらゆる手段を尽くしていると噂されているから、噂の対象になっている黒川東京高検検事長へも様々な魔手が及んでいるだろう。黒川氏がこれまで果たしてきた役割がどんなものだったか知る由もないが、安倍政権発足以来握りつぶされた疑惑は数え切れないほど沢山ある。握りつぶされた事件の当事者が、それを恩に着て大人しく引っ込めばまだしも、甘利明氏とか下村博文氏などは堂々たる幹部に返り咲いている。一旦不起訴になった事件の再捜査は出来ないのが法治国家だから仕方がない。しかし現在秘書の裁判が進行中の事件がどのように落着するか。この際だから広島地検の検察官には意地を見せて中途半端にならず、徹底的に追求願いたい。そうなれば、脛が傷だらけの首相閣下も少しは考えるだろう。

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