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自然との闘いと波乱に満ちた人生「大地」 

2020年05月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


ずいぶん前からパール・S・バック著作の「大地」という小説を妻に薦められていた。 でも妻はそもそも小説をあまり読まないし、ぼくとの小説の好みも違っているし、何よりぼくにはもっと読みたいと思う本があるので、気がすすまなかった。それで、「大地」は拾い読みしてすぐに本を閉じその後、自らすすんで読むことはなかった。 今回、小説ではないが、シドニー・フランクリン監督の「大地」という映画をDVDで見た。最初は、『主人公の中国人をなぜ西洋人が演じている? なぜに中国語ではなく英語なの?』などの違和感があったものの、そのダイナミックな自然を背景としたドラマチックな物語に惹きこまれていった。いつのまにか、面白くて夢中になって見た。1937年制作というから、今から80年以上も前の作品なのに、まったく古さを感じさせない。映画は中国北部の一人の貧しい農夫・王龍が、お金持ち黄家の奴隷・阿蘭をお嫁さんとして迎えるところから、物語は始まる。阿蘭は、無口で社交性はないものの、常によく働き夫を助けていく。二人は力を合わせ次第に土地を増していき、また子どもも三人できる。 あるとき、日照りが続き、農作物が取れず飢餓で苦しんでどうしようもなくて家族で南部に出稼ぎに出ていく。家族5人、乞食にまで身を落として小さな小屋でなんとか生き延びていた。 冬が去り、暖かい春の陽ざしが差し込む頃、突然南部の土地は戦乱の渦に巻き込まれる。阿蘭も、内乱の様子を見に行くうちに暴動の渦に巻き込まれ、倒されお腹を踏まれ気絶をしてしまう。目が覚めたときに、暴動は治まっていて金持ちのお屋敷に阿蘭は一人取り残されていた。そこで、宝石のはいっている小さな袋を手に入れる。そこから、夫婦の運命が大きく変わる。宝石を資金として貧農一家がいつのまにか大地主となったいく。映画では、ものすごい暴風雨の中を王龍や、妊婦の阿蘭が作物を刈って集めている姿や、イナゴの大群に負けまいとしてみんなで力を合わせて、火を使い水を使いイナゴを追い払う姿もでてくる。「どうやって撮影したんだろうね?」妻が口にしたその言葉はぼくも同じ事を考えていた。空が暗くなるほどの多くのイナゴが田んぼに舞い降りてきて、作物をあっとゆう間に食べていくシーンのリアルなこと・・・・・。今度はぜひ、小説を読破したうえで、もう一度DVDを見直してみたいと思った。  

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