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映画が一番!

スケアクロウ 

2020年04月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今朝の「中日春秋」に紹介されていた、
女優杏さんの弾語り『教訓1』をお聴きください。
https://youtu.be/8Oo_DaRTJWM
♪♪命はひとつ、人生は1回
  だから命をすてないようにネ♪♪

その通りです。コロナ嵐が通り過ぎるまで、
不要不急の外出はせず、家で立てこもりましょう。

今日の映画紹介は「スケアクロウ/SCARECROW」。
BSプレミアムで2020年4月21日(火)13:00〜放送。

タイトルの”Scarecrow”はご存知のように
「案山子」ですが、他にも「みすぼらしい人」の意が
ありますから、意味深ですね。

キャッチコピーは、
”町から町へ流れるお前と俺…、
スケアクロウと人はいうけどいいじゃないか!
行こうぜ友よピッツバーグへ!大いなる夢をつかみに…”。

6年間の刑期を終えたばかりの
マックス(ジーン・ハックマン)と
5年の船乗り生活から足を洗ったライオンこと
ライアン(アル・パチーノ)は、
ヒッチハイクの途中、偶然出会う。

マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、
ライオンは一度も会ったことのない自分の子どもに
会うためにデトロイトへ向かうところ。

喧嘩っ早く、どこか神経質なマックスは
”俺ってのは本当にくだらねぇ人間なんだ。
人は信用しねえし、愛したやつもない。
だが、俺たちは相棒だぜ”と、

陽気で人なつっこいライオンは
”案山子はカラスを脅かしているんじゃない。
笑わせて、畑を荒らさないでとお願いしているんだ”と、

性格も体格も、まったく違う2人だが
ふとしたきっかけで意気投合し、
ヒッチハイクをしながら、東部を目指して旅を続ける。

凸凹コンビが仲良く喧嘩しながらのロードムービー。
社会から疎外された男同士の友情を描いています。

私の一番好きなシーンは、
マックスがバーでケンカを始めるが、ライオンに感化された
彼は暴力はまずいと思い直して、
奇妙な”ストリップショー”を披露して笑いでその場を
収めようと必死で踊る姿は笑えました。

撮影は大型バスに機材を積んで、撮影しながら移動する、
”シネモービル方式”で撮影されただけに、
荒野での強風、猛暑の砂漠、凍てつく冬のシーンと
自然の中を放浪する二人の姿は、CGを見慣れた私には
泥臭くて、とても新鮮でした。

撮影当時のハックマンが43歳、パチーノは33歳。
共演は本作が最初で最後の作品。

1973年(昭和48年)制作。
カンヌ映画祭国際グランプリ受賞。
監督はジェリー・シャッツバーグ。



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