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平成の虚無僧一路の日記

「八朔」とは 8月1日のこと 

2011年08月01日 外部ブログ記事
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今日は「八朔(ハッサク)」。「8月朔日(さくじつ)」。
「昨日」ではない。「朔日」とは毎月の初め「1日」のこと。
ちなみに、月の最終日は「晦日(みそか)」。1年の最終日、
12月31日は「大晦日」。

「ハッサク」という果物がある。「夏みかん」のようで
夏みかんより皮が薄く甘い。因島の原産。

「八朔(8月1日)には食べられる」という意味で「ハッサク」と
名づけられたというが、実際収穫期は2〜3月で、8月はまだ
青くて食べられない。変な話だ。

伊勢名物「赤福」では、毎月1日に「ついたち餅」として
オリジナルの品を販売している。「8月1日」は「八朔餅」と
銘打っての品。

朝、ラジオで「八朔餅の発売に 早朝から 500人も並んだ」と
いうニュースをうけて、女性アナが「八朔」という果実入りの
餅と勘違いしていた。

「赤福」の説明では、(旧暦の8月1日は、新暦では9月なので)
「伊勢では、米や粟の初穂を神前にお供えし、豊饒を祈り、
粟(あわ)餅を食べる風習があった」ということで、「八朔餅」は、
「ハッサク」入りではなく「粟餅」だそうだ。

各地に「八朔祭」というのがある。この起源は、「旧暦の8月に
なると早稲(わせ)の穂が豊かに実るので、その初穂を 貴人、
恩人に贈る風習があった。そして、この頃は台風のシーズン
でもあり、また虫害などでやられないように、「田の実」が
無事に実りますようにと「恃(たの)み」の意味を込めて、
「五穀豊穣を祈願する」という祭礼とのこと。

なるほど「田の実」が実るようにと「お頼み」。おやじギャグじゃん。

さてさて、虚無僧寺は、毎年「4月18日の東照公(家康)の命日」と
「8月1日」に幕府に出仕して、年貢?を納めていた。実は、
8月1日は、徳川家康が 天正18年(1590)の8月1日に
江戸に入城した日として、徳川幕府の重要な記念日だったのだ。

8月1日は虚無僧にとって、「年貢の納め時」だったとさ。

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