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陽だまりのねごと

片ソックスの野良 

2011年07月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



朝陽の時間に負けないようにウォーキングに出る。
公園に通じる橋工事が終了した。
広くきれいになった橋を渡って公園へ。
早朝ウォーカーが増えた気がする。
スピードも歩くフォームも散歩と云うよりウォーキング。
二人連れのノロノロおしゃべり横隊が減って単独が増えて好ましい。

公園についた頃、日の出。

パーブが植えてある花壇の花満開

写メしていると数名に抜かれる。
ラジオ深夜便で聞いた詩が歩く頭を巡る。

   
             せみ 
                  ありま たかし

        じぶん じぶん じぶん
         じぶん じぶん じぶん
        じぶん じぶん じぶん
           じぶん じぶん じぶん

        じかーん じかーん じかーん
         じかーん じかーん じかーん
        じかーん じかーん じかーん
           じかーん じかーん じかーん

        じゆう じゆう じゆう
          じゆう じゆう じゆう
        じゆう じゆう じゆう
           じゆう じゆう じゆう



小学校の教科書に載っているそう。
作者が働き蜂だった頃に書いた詩だとか。

        

うっすら汗で自宅近くに帰ったら、近所の人が餌付けをして飼おうと試みている
自由犬、私が勝手に名付けた野良の片ソックスがどうも道路の真ん中に居る。
彼?のねぐらはもっと団地下の山肌にある廃屋あたり。
餌やりはいつもそこで行われると聞いている。
朝夕にもらうらしいから、餌を呉れる人の家に近づいているところらしい。
後もう三区画上がってこないと餌くれるおばちゃんちに辿りつかない。
写メを構えると逃げる素振りをする。
完全に人を信じてはいない。

片ソックスの存在を知ったのは、もう少し小さい時。
と言っても子犬でなくも中型犬だった。
やたら馴れ馴れしく飛びついたり車を追ったりし、ちょっと大きさからして怖かった。
たぶん飼われていたに違いない。捨てられた?

私と同じような生い立ちを感じた人が餌をやりはじめた。
当然、近所からブーイング。
ねぐらの廃屋へ通じる道には看板が立った。

   「犬、猫に餌をやらないでください」

それでも彼女はこっそりやり続けている。
もらう餌の甲斐あってかぐんぐんでかくなった。
今の大きさから成長しないからこれで成犬らしい。

自分の手にかかったら首輪にリードで家に連れ帰りたい。
家で飼いたいと聞いてはいるが、未だ叶わないらしい。

   危険回避の殺傷処分をするの人間。
   子犬の可愛い時期だけ飼って捨てたのも人間。

早くおばちゃんちに行きなさいと念ずる思いと
犬一匹の自由を容認してもいいんじゃないかと思う気持ちと裏腹。
ここまで走り回る自由を知った犬を繋いで飼うことが出来るのだろうか?

じぶん じかん じゆう の休日の朝。
長い長い時間を過ごした土の中から出てきた短い自由な蝉しぐれ。
家にいても賑々しい。
もう太陽はカンカン。
さて〜何しようかな?



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