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1917 命をかけた伝令 

2020年03月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
『1917 命をかけた伝令/1917』。

重要なミッションを与えられた
若きイギリス人兵士2人の“一日”を
壮大なスケールで描いた映画。

「兵士たちの息遣い、砂埃舞う塹壕、
 四方を飛び交う弾丸」の宣伝文句の通り、
生々しい戦場の中を時間に追われてゴールを目指す。

そのメッセンジャーとしての任務は、
将軍から命令された次の言葉。

”君たちの任務は「伝令」だ。明朝の攻撃を中止させろ。
1600人の仲間の命がかかってる。君の兄もだ”。

2人の主人公たちの行動と共にするような
究極の臨場感を表現するために、
約2か月の撮影時間をかけて、創り上げられた、
【全編を通してワンカットに見える映像】。

いやぁ〜、ワンカットと言っても、どここかで
つなぎ目があるだろうと目を皿のようにして見て、
それらしきシーンは3ヵ所でした。

さすが、『アメリカン・ビューティー』で
アカデミー賞を受賞したサム・メンデス監督です。

キャッチフレーズは、”走れ!”

1917年(大正6年)4月、フランス。
第一次世界大戦が始まってから3年が経ち、
西部戦線ではドイツ軍と連合国軍が
大きな犠牲を払いながら消耗戦を続けていた。

そんな中、、イギリス軍の若き兵士である
スコフィールド(ジョージ・マッケイ)と
ブレイク (ディーン=チャールズ・チャップマン)は、
撤退したドイツ軍を追う仲間の部隊に
重大なメッセージを届ける任務を将軍から与えられる。

ドイツ軍の撤退は罠であり、撤退したドイツ軍を追撃中の
マッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の
部隊は全滅し1,600人が命を落とすことになるからだ。

この事実を伝え、翌朝に実行される作戦を中止させるのが
二人に課せられたミッションだった。

しかしメッセージを届けるためには、
敵の塹壕や占領地を抜ける必要があった。

慎重なスコフィールドに対し、
部隊に兄がいるブレイクに精神的余裕はない。

刻々とタイムリミットが迫る中、
2人は決死の覚悟で塹壕を這い出る……。

主人公の二人は太宰治の『走れメロス』ではないが、
ひたすら、走れ、走れと前へ前へと進み続ける。

単なるドラマではなく、
RPG(ロールプレイングゲーム)のように
二人は相棒としてお互いに協力し合い、
戦場という舞台で次から次へ現れる難題、探索、
戦闘と体力の限界を乗り越えて目的の達成を目指す
ゲームのような展開の構成。

そして、それらの試練をクリアするための、
アクションに、共感して自分がその戦場にいるような
臨場感は堪りませんでした。

このゲームの状況は
「あらゆる通信網が遮断されているため、
 伝令が最後の手段だという。」という条件下の下に
進行していきます。

そうです、ゲームに付き物のお助けアイテムも
あちらこちらに隠されていて、
それが後で、ヒョイと出てくるシーンも有ります。

さて、二人は与えられた任務を達成することが
出来るのでしょうか?

第92回アカデミー賞で、
撮影賞、視覚効果賞、録音賞の3冠を獲得。



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