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吾喰楽家の食卓

ウルイと蛍烏賊の“ぬた”(初物) 

2020年03月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

富山県では、蛍烏賊の解禁日は3月1日である。
その前に蛍烏賊の新物が出回るのは、1月末から漁が始まっている兵庫県産だ。
魚津へ10年ほど単身赴任していたので、少々待っても富山産を食べたい。
ところが、歳を重ねると、せっかちになるらしい。

昨日、兵庫県産の釜揚げ蛍烏賊を買った。
詳細は省くが、富山と兵庫の蛍烏賊は、大概は区別が付く。
今回の蛍烏賊は、今の時季としては、上々の大きさだった。
とはいえ、大きいから良いという訳ではなく、大型連休の頃は脂がのりすぎて、味がくどい。

釜揚げは、分葱や葱などと、“ぬた“にして食べるのが好きだ。
山葵醤油で食べても美味しい。
他にも、躍り食い(現在禁止)、刺身、沖漬け、釜揚げ、佃煮、干物などの食べ方がある。
今回は、ウルイと一緒に、“ぬた”を作ることにした。

期待した通りの味だった。
色と食感のバランスがよく、ウルイが蛍烏賊の風味を邪魔しないのがいい。
一応、主菜に用意したミニ焼売は、控えめな味が功を奏した。
農家の知人に貰った、ホウレンソウで作った胡麻和えが加わり、納得の夕餉になった。

   *****

写真
2020年3月2日(月)の昼餉と夕餉



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