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平成の虚無僧一路の日記

壬生義士伝 

2011年07月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「新撰組」で検索していて、You-tubeで『壬生義士伝』を観た。

原作:浅田次郎。中井貴一で映画化されたが、昨夜 観たのは
「渡辺謙」主演のテレドラマ版。2002年のテレビ東京「お正月
時代劇」10時間ドラマ。テレビで見、ビデオに撮って見、そして
昨夜でもう数回目。何度見ても泣ける。

妻子を養うために、南部盛岡藩を脱藩して「新選組」にはいり、
金になることは何でもやり、「守銭奴」や「出稼ぎ浪人」などと
呼ばれた「吉村貫一郎」の義理と愛を貫く姿を描いた作品。

コメントも「時代劇で これほど泣いたこと無いくらい大泣きした」
というのが大半。私も、テレビで観た時は、こんな事実があったのか
と感動にうち震えたが、その後、ほとんど浅田次郎のフィクション
(創作)と知って、興ざめ。「歴史小説」としての 許容範囲を超えている。


そもそも「吉村貫一郎」は実在したのか?
鳥羽伏見で戦死した隊士の中に、南部盛岡出身で「嘉村(よしむら?)権太郎」と
いう名があるが、事跡は不明。全く無名の隊士だった。
そして、箱館での戦死者名簿の中に「久慈藤右衛門 南部藩脱走士」
がおり、二人を「親子」として、話を創作したのだろうか。

吉村貫一郎の幼馴染で上司の「大野次郎右衛門」も実在していない。
小説では、「奥羽越列藩同盟」側に付くよう藩論を仕向け、官軍側に
ついた隣国秋田に攻め入り、敗戦後、その責任をとらされて斬首となる。

史実では、大野次郎右衛門ではなく「楢山佐渡」という人物だ。

小説の中で、函館戦争で二人の子息とともに戦死した「中島三郎助」
は実在する。元、浦賀奉行組与力だった。

さてさて、「フィクション」と知りつつ、私が一番泣けたのは、
吉村貫一郎ではなく、上司の大野次郎右衛門役の「内藤剛志」さん。

「お役目」と「幼馴染の人情」の狭間に苦悩する。母親(岸田今日子)
との別れ、貫一郎の倅「嘉一郎」とのやりとりの場面で、もう泣が
止まらなかった。「内藤剛志」が、言葉数少なく、顔の表情だけで、
こんなに名演技をするとは知らなかった。

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