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四つ葉の小さな幸せ

古い町並みを散策し旅人になった気分‥。 

2019年12月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:小さな幸せ

こんばんは四つ葉です。

ロマンある明治のトンネルを岡部側から静岡側に抜け細い山道を歩いて行くと風情ある石畳の道が続く宇津ノ谷地区へと入って行く。

旧東海道の丸子宿と岡部宿の間に位置し、街道を往来する旅人たちが休憩した静かな山あいにあり街道の面影を残す懐かしい雰囲気を感じながら、まだこんな情緒ある町並みが残っているのかと思う位長閑な風景が広がる。

古い町並みを歩くのも好きなのでスローテンポで歩く。緩い坂を下りると木造の各戸に付けられた「屋号」の看板が良い感じを出している。よく見ると空き家になっている家もあるがまだ普通に生活している家もある。軒先きには竹籠に入ったみかんも売られていた。

「御羽織屋」と書かれた屋号には由来があり、小田原の北条氏を攻めた時に豊臣秀吉が乗っていた馬に、蹄に履かせる靴を献上してその後秀吉は戦勝し、帰り道に再び宇津ノ谷を訪れた際に、報奨としてその時着ていた陣羽織を与えたことが御羽織屋の屋号の由来だと説明書きがあった。

昔の町並みが修復、保存されている場所が少ないので、情緒的な景観を盛り上げがんばっている宇津ノ谷は貴重だと感じながら‥ゆっくりと静かに歩く。

地元の方の努力が実を結び、国土交通省による平成17年度都市景観大賞「美しいまちなみ賞」優秀賞を受賞している。

時間が止まり‥長閑な風景と柔らかい日差しが入り癒される。いつもは早歩きの私もこのなだらかな坂道と風景に入り込みゆったりと穏やかな気持ちになれた。

そろそろお腹が空いてくる。お楽しみランチは丸子宿を目指して「とろろ汁」のお店へと移動する。

ロマンある明治のトンネルから古い町並み散策珍しく沢山歩いた。偶には車を離れ気持ち良い空気をいっぱい吸いながら歴史を感じ旅人になるのも良いなぁ。

「とろろ汁」のランチは後日ブログで‥。
長文読んで頂きありがとうございます。



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