メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

北軽井沢 虹の街 爽やかな風

廃屋 

2011年07月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 
日曜日の産経新聞に本の紹介が掲載される。このたびのように連休があると、その翌日に3日分の新聞が配達される我が家では、新聞によるニュースの届くのは気の遠くなるほど遅いのであるが、それもスローライフにおける出来事の一つとなっている。
 
本の紹介の中で「田舎の家のたたみ方」という題名に興味をもった。
 
《廃屋化した空き家を行政の判断で撤去できる全国初の条例が6月、和歌山県で成立したことに象徴されるように、各地で空き家が増加中だ。特に田舎の実家に住む人がいなくなるケースが多いようだが、廃墟にしないためにどうしたらいいのか。自身で実家を継ぐのが難しいとなれば人に貸す・売るという選択肢が考えられる。その際、頼りになるのが全国で約四分の一の自治体に設置された「空き家バンク」。とはいえ田舎の家の処分は都会の家と違って一筋縄ではいかない。都会人には想像しにくい問題点をマンガと解説でわかりやすく提示しており、「地方の荒廃を食い止める一助になれば」との著者の思いが伝わってくる。》
 
多くの場合、人々は田舎を離れ都会を目指す。田舎では生活費を稼ぐすべがないから、というのが大きな理由のひとつには違いないが、それさえ解決できれば何も好んで都会に住むこともないと思う人も多いことだろう。「田舎」はそれほど魅力のある所に違いないのである。
 
現在私の住んでいる場所は、別荘地として開発された場所で、開発後40数年が経過している。
多くの建物は、別荘・山荘として建設され、一時期はたいへん賑わっていた場所である。
しかし、現在ではその別荘や山荘を訪れる人も少なくなり、多くの建物が放置され廃屋化しつつある。持ち主には個々の事情があると思われるが、田舎の家同様少なからず別荘地の中での一つの厄介な問題になりつつある。
 
私の家の東隣にある山荘も長く訪れる人がなく廃屋化している建物の一つだ。そして、その建物の東隣も同様である。正面から見るとまだしっかりしているように見えるが、裏側から見ると片流れの屋根が丸見えとなり、そこにはたくさんの木々や草が生えている。外部のベランダの床や柱は朽ちて崩れ落ちそうになっている。哀れな、わびしい感じを受ける建物と化してしる。
 
しかし、その屋根の上では今ノリウツギの白い花が満開である。自然の力の威力を見せつけるかのように屋根の上は森の一部へと変身しつつある。台風の影響で降った雨も一段落しているが、曇り空の下では、今、ノリウツギの白い花が、私が知っているこの地に咲く白い花たちのまるで取りを演じているように見える。
 
予報ではまだ雨が降るという。ひとときの雨上がりの時間は無気味なほど静かで小鳥たちのいつものさえずりも聞こえてこない。
 
 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ