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映画が一番!

金融腐蝕列島 呪縛 

2019年11月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「1955年に亡くなったジェームズ・ディーンが
最新のCG技術で現代映画に復活」のニュース。

ベトナム戦争を題材とした実写映画「Finding Jack」に、
CGで表現されたジェームズ・ディーンが出演するとのこと。

CG(computer graphics)恐るべし、死んだ人間を
映画で甦らせることが出来るとは。

賛否両論があるようですが、映画ファンとしては
観てみたいですね。

今日の映画紹介は「金融腐蝕列島 呪縛」。
BS-TBSで2019年11月10日 (日)22:00〜放送。

タイトルがすごいですね。「呪縛」とは、
”心理的な強制によって、人の自由を束縛すること”
ですから、サラリーマンは往々にしてパワハラ等で
呪縛されやすいのですが、
この呪縛をいかにして解くかという映画。

原作は高杉良の同名小説を、原田眞人監督が映画化。

”日本の企業社会はハリウッド映画のセットのようだ。
観客の目にはステキな登場人物がお行儀良く並んでいる。
でも、シーンの裏を覗いてみると、
駆け引きと腐食の見本市”と、
ニューズウィーク (1997.6.9)に掲載されています。

キャッチコピーは、
”誰もやれなかったことを僕たちは、やる”。

1997年、東京・日比谷。丸野証券の利益供与事件で
総会屋・小田島(若松武史)が逮捕される。

不正融資疑惑の朝日中央銀行(ACB)本店に
東京地検特捜部の大野木検(遠藤憲一)等の強制捜索が入る。

モニターに映し出される、緊急メッセージは、
”朝日中央銀行本店は、
ただいま東京地検の家宅捜査を受けています”。
ところが、銀行の幹部は「もみ消し」を画策する。

その姿勢に反旗を翻すのは"ミドル4人組"と呼ばれる
企画本部副部長の北野(役所広司)を筆頭に
同部MOF担の片山(椎名桔平)と
同部副部長の石井(矢島健一)と
広報部副部長の松原(中村育二)だった。

彼等は役員を総辞任させ、TVのアンカーウーマン
和田(若村麻由美)の応援を得て、
新頭取に中山常務(根津甚八)を擁立して、
真相調査委員会を結成するのだったが…。

場面の展開がハリウッド映画のように
スピーディでショットの切り替えもセリフもテンポよく、
緊迫した画面がアクション映画のようで、
この手の映画にしてはダレないで良かった。

バブルがはじけた1990年代後半から2000年代にかけての
総会屋事件、不正融資、大蔵省・日銀汚職、
1999年10月に、住友銀行とさくら銀行のメガバンク再編など、
当時を振り返って観るのもいいですね。

ちなみに”MOF(Ministory of Finance)担”とは
銀行の大蔵省担当者のことで、
大蔵省の方針・考え方の情報収集のため、
大蔵省に毎日出入りし、担当官と接触する仕事。
「ノーパンしゃぶしゃぶ」などの接待も仕事の内?

1999年(平成11年)制作。



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いろいろな俳優

yinanさん

桑の実さん、今日は〜!

ジェームズ・ディーンの、はにかんだような
上目遣いの顔は今でも印象に残っています。

根津甚八は先月観た、高倉健と勝新太郎の
「無宿」に出演していたのを思い出しました。
彼の人生は波乱万丈でしたね。

原田眞人監督は映画『ラストサムライ』で
俳優としてデビューしています。

2019/11/11 12:05:10

録画

さん

役所広司と椎名桔平と知って早速録画予約しました。見逃すところでした。

 根津甚八 若いころファンでした。

ジェームズ・ディーン、父親の誕生日祝い?をさしだして拒絶された時のあの表情と両手が居の一番に浮かんできます。

原田眞人監督 俳優として見た気がします。思い違いかな。楽しみに明日録画みます。

 

2019/11/10 10:02:27

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