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たかが一人、されど一人
山登り
2011年07月15日
テーマ:テーマ無し
小生が山登りに目覚めたのは2004年9月末の事だ。前年5月サラリーマンを辞めて、個人営業の小さな会社を設立してから1年半ほど経ち、どうやらもう少しの間何とかなりそうと思ったのだろう。長野育ちのくせに、アルプスと名が付く山をまだ一度も目近に見たことが無く、母や兄弟からも「せめて黒四ダムの紅葉見物ぐらいしてみたら」と言われていたのを思い出したのだ。子供の頃、夏の遊びと言えば、近くの裾花川で泳いだり魚を獲るか、長野市近郊の山を歩くかがメインだったし、高校から大学時代は夏冬とも志賀高原に入り浸りだったので、山歩きそのものは前から好きだった。特に高校に入学当初、先輩から誘われて山岳部の部室に出入りするようになった。入部すると先輩と直ぐに友達になれるので、最下級生にとっては何かと便利な事もあった。ところが最初の夏休みを迎えるにあたり、夏の合宿計画と共に個人装備の準備を申し渡された。ナーゲル(革製の登山靴)・シュラフ(寝袋)・キスリング(帆布製の大きなリュック)の三点セットで、これだけは親に頼んで買ってもらえとの事。勿論何処に行けば幾らぐらいで買えるかも丁寧に教えたもらった。確か合計すると1万円の上になったのではないだろうか。早速母に相談すると、「父に直接相談したら」との事で夕方直接掛け合ってみた。父親曰く「山に遊びに行くのは浩然の気を養う意味で大いに結構。だが、親に金を無心してまで高い山に行く必要はあるかな。山なんて何時までもあるのだから、高い山は自分でお金を稼いで、好きな時に行けばいいではないか。」父も松高の出身だったので、若い時山歩きは結構したらしい。母も祖父に同行して北アルプスの山も随分登ったとの事。何れも口を揃えて、山は良いけど子供がお金を使ってまで行く事はない。近くに沢山あるじゃないか。言われてみればその通りかもしれない、説得を小生はいとも簡単に受け入れて、翌日、僅か3ヵ月足らずで退部してしまった。余談になるが、同じ運動部でも退部に際してしごきを喰らった部もあったようだが、山岳部はそんな事は一切無く、その後も先輩にはかわいがってもらった。そんな事なので、アルプスも旭山も飯縄山も山に変わりは無いだろうと、もっぱら近くの山を楽しんで学生時代を過ごしてしまった。そして65歳になろうと言う時にやっと父の言葉を思い出した。「そうだ、自分のお金でアルプスを目近に見ようじゃないか」で紅葉狩りをしに大町温泉に、更に関電黒4ダムから室堂に出て、浄土山迄登って北アルプスを眺め、その迫力に圧倒されてしまった。先ずは「こりゃ、16歳にして両親に上手く言いくるめられてしまったものだ。数百メートルの山と三千メートルの山脈とは大分違うぞ。」そして「出来ればもう一度山に登る準備をしてここに来たいものだ。」と思った。しかし体力的な自信が全く無い。東京に帰って翌月、これもサラリーマン時代同僚から聞いていた近郊の御嶽山に一人でハイキングに出かけてみた。成程同じような年寄りが沢山いる。「ポンコツ程度は恐らく自分も同じようなものだろう、少しずつやれば又アルプスは行けるかもしれない。」との思いで翌2005年の5月にトレッキングシューズやザックを買い込み、近郊の山歩きをぼつぼつ始めた。その翌2006年9月生まれて初めて、北アルプスの聖地(?)上高地に足を踏み入れ、周りに山を眺めて「よし、この中の幾つかは近い将来登ってやろうじゃないか。」の思いを強く抱いた。あれから5年、思えば望外の山歩きを楽しむことが出来た。やはり両親は正しかったのだ。体力のある時は仕事をし、年月が経つと体力が無くなっても時間や経済のゆとりは出来る。そこでゆっくり趣味を楽しむ、誰にもご迷惑をかけない。素晴らしい事ではないか。明日からは、2004年9月に覚醒したあの立山に、山登りの支度をして再び向かう。台風に邪魔されない事を祈るが、邪魔されたら早く帰るか、1日遅れるかもしれない。婆さんに言うと「会長(快調)な身分で良かったですね。台風は大丈夫よ。」と言ってくれた。
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