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今まで聞けなかった疑問1(爪切り・お年玉・北枕) 

2019年10月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



今まで聞けなかった疑問1

 ☆なぜ夜、爪を切ってはいけないのか
 (刃物は本来魔よけになり、その力を自分に向けると魔物が入り込む隙ができる)
 ☆どうして子供はお年玉をもらえるのか
 (今では家と家での付き合いの贈与交換になっている)
 ☆どうして北枕で寝てはいけないのか
 (北は聖なる方向)

なぜ夜、爪を切ってはいけないのか
 ☆現代は、夜でも明るいことが多く、昼と夜を分ける感覚が鈍くなっている
 ☆かつて夜は真っ暗でした
 *闇の夜は昼とはまったく違う迫力のある時間
 *夜は妖怪や魑魅魍魎などが跋扈する世界
 *人間にとっては寝る時間
 *夜は人間よりも妖怪たちが中心の時間
 *妖怪や魔物たちの世界とは霊的な世界
 ☆爪を切ることや散髪すること
 *身体に何か手を加えること本来昼の仕事です
 *夜は刃物を使えない時間
 *刃物には、霊力が宿ると考えられる魔よけとして使用
 ☆爪を切るには身体に刃物を当てること
 *刃物のパワーを身体に向けて隙を作ることになる
 *そこに悪霊が寄り付くことを怖れた
 ☆爪や髪は死後も伸び続けるほどの生命力がある
 *生命の象徴のように考えられ、異郷で死んだ人の爪や髪を遺品にする
 ☆夜、爪を切ることは、厳しく戒められた
どうして子供はお年玉をもらえるのか
 ☆現在のお年玉という習慣、昭和30年代の高度経済成長期に大きく変質した
 *それまでは、お年玉といえば父親が子供に与えるもの
 *お年玉は、正月に気持ちを一新する意味から与えられた
 (正月子供の着物を新調する等の慣例から)
 ☆高度経済成長期から核家族化が進む
 *家の規模が小さくなり、分散する
 *独立した家族は、小さな一家として親と距離をおく
 *親の影響を避けようとする傾向が強くなる
 *親族同士の日常的な交際も薄くなる
 ☆たまに集まる正月の祝い
 *子供にお年玉を与えることで日頃の無沙汰を詫びようとした
 *甥や姪たちにも大盤振る舞いする
 *祖父母も、たまに訪れる孫たちにお小遣いとしてお年玉を渡す
 ☆他の家の子供にお年玉をあげるのは、大人の見栄
 *自分の子も他家へ行ってもらってくるので、遊びに来た子にもあげる
 ☆お年玉は、実際は、子供を媒介にして、大人が贈与交換をしている
 *家同士の付き合いとしての贈与交換
 *御歳暮などと同じこと
どうして北枕で寝てはいけないのか
 ☆北枕で寝るのは縁起が悪いといわれる
 *人が死んだときに北枕で寝かせることを連想させるので
 ☆死者を北枕にする理由
 *お釈迦様が亡くなるとき、北枕に床を取らせた
 *西方の極楽浄土を向いて亡くなったといわれている
 *その寝姿にあやかって、死者が成仏できるようにするため
 ☆北という方角の意味
 *陰陽道では北東の方角を「鬼門」とし、鬼の出入りする国があるとした
 *最も忌むべき方角とされた
 *家を建てる場合、この方向に出入り口等を設えるのを避けた
 *転居先や縁組でもその方向は凶と考えられていた
 ☆比叡山延暦寺
 *平安京の「鬼門」の方角に当たり、王城鎮護の役割を果たすと考えられた
 ☆現代でも嫌な人や場所を指して「鬼門」という言葉を使う
 *その方向に頭を向けて寝ることは、縁起が悪いと考える
 ☆中国の方位観に「天子南面」という考えもある
 *天子は北を背にして南に向かうといわれ、北は天子のみが背にすることができる方角
 *一般の人が、北を背にすることがタブーとされた
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『なるほど!民俗学』








今まで聞けなかった疑問1(爪切り・お年玉・北枕)
(『なるほど!民俗学』記事より画像引用)

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