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吾喰楽家の食卓

呑気な悩み 

2019年10月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

「金がある時ゃひまがない ひまがある時ゃ金がない」は、『九ちゃん音頭』の一節である。
作詞は青島幸男、作曲はダニー飯田で、坂本九が歌ってヒットした。
全く歌詞の通りで、愚痴を言っても始まらない。
その時その時を、出来る範囲で、「よく遊び よく学べ」を心がけている。
だから、元気で動ける間に、好きな古典芸能を楽しみたい。

毎日が日曜日の身分になって、現役時代から考えていた、隼町へ通い始めた。
歌舞伎や落語を見に行くのは、平均で週1回以下ということにし、多くても月4〜5回を考えている。
10月から国立劇場で本格的な歌舞伎公演が始まったので、国立演芸場は定席(上席・中席)だけで我慢している。
歌舞伎は三日目と千穐楽の2回、それに銀座風流寄席が加わると、5回の枠がいっぱいになる。
体力的には大丈夫だが、これ以上増えると家計が悲鳴を上げる。

ところが、数日前、上野広小路亭で鳳楽師匠と蘭先生の二人会を見て、嵌ってしまった。
東京に大きな定席寄席は、鈴本演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場と、4ヶ所ある。
そして、国立演芸場が別格としてある。
それとは別に、ライブハウスといった感じの永谷演芸ホールが、4ヶ所ある。
日本橋亭と、上野広小路亭にしか行ったことはないが、何れも座席数が100席足らずの寄席だ。

来月も5回の枠が埋まっている。
この先、永谷演芸ホールへ行くとなると、5回枠を組み替えないといけない。
風流寄席は、止められない。
そうなると、歌舞伎の千穐楽を止めるとか、国立演芸場の定席は出演者により決めるなどが考えられる。
我ながら、何とも呑気な悩みだと呆れている。

   *****

写真
10月26日(土)の国立劇場



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パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

日頃、落語は国立演芸場で見ています。
大概は、最前列の中央に居ますので、かなりの一体感が味わえます。
奇術の相手、紙切りのモデル、噺家や講談師から、いじられることも珍しくありません。

でも、小さな寄席の一体感は、そんなものではありませんでした。

2019/10/27 10:22:02

小さな寄席の魅力

パトラッシュさん

それは、客席と高座の、一体感です。
さながら対話しているような……
山口瞳さんは、これを「インチメイト」と表しました。
大きな寄席も悪くはないけれど、小さな寄席はもっと良い。
嵌る気持、よくわかります。

2019/10/27 08:53:04

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