メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

Eテレ尽くしの日曜日 

2019年09月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

「暑さ寒さも彼岸まで」というが、彼岸が明けて三日後になる昨日の朝は、半袖では肌寒いくらいだった。
それでも、日が昇ると共に暖かくなり、家事に励んだ午前中は、少し汗ばんだ。
昼餉は、有り合わせの食材で、納豆蕎麦を作った。
食べたばかりだが、蕎麦、納豆、卵黄、葱の組合せは、飽きることがない。
最近、烏骨鶏の卵を食べているが、迂闊にも、今頃になって気が付いたことがある。
卵白が少なく、卵が小さい割に卵黄は大きい。

午後は、Eテレにへばり付いていた。
先ずは、「NHK杯囲碁トーナメント」で、井山棋聖と鶴山八段の対局は、白番の棋聖が中押しで制した。
入れ替わりの多い碁だったが、囲碁の初心者でも大いに楽しめた。

続く「日本の話芸」では、林家正雀が、三遊亭圓朝が創作した怪談噺、『真景累ヶ淵 豊志賀の死』を口演した。
国立演芸場でお馴染みの師匠で、好きな噺家の一人だが、中々の出来だった。
二月中席の鹿芝居では、毎回、“竹の家すゞめ”のペンネームで脚本を書いていて、自らも女形として出演している。

最後は、吟詠「秋を迎えて」を挟み、「NHK浪曲特選」を見た。
演者は、松浦四郎若(勧進帳)、東家一太郎(オオカミ王ロボ)、東屋孝太郎(赤馬の殿様)、国本はる乃(真柄のお秀)、港家小ゆき(銀河英雄伝)である。
でも、お目当ては浪曲師ではなく、曲師(三味線)の沢村美舟だ。
浪曲師との掛け合いが、何ともいい。
ところが、テレビの画面は浪曲師ばかりで、曲師は、時々、小さく映るだけだった。
諦めかけていたら、銀河英雄伝の三味線を務めた美舟は、終わる間際にアップ映像が映し出された。
長いこと、と言っても10秒ほどだが、演奏中のアップ画像が映ったのは、彼女だけだった。
番組の制作スタッフも、粋なことをしてくれた。

結局、連続で4時間近くもEテレを見ていた。
昨日は「笑点」がなかったので、これで終わりと思ったら、夜になって「落語ディーパー」があった。
偶には、テレビづけの日があってもいいだろう。

   *****

写真
9月29日(日)の昼餉と夕餉



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ