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ジャッカルの日 

2019年09月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

大相撲秋場所、横綱不在、弱い大関陣だが、
若手の台頭で土俵は面白いですね。

貴景勝はあと一勝で大関復帰して、あわよくば優勝をも
狙える位置にいます。後、4日間の奮闘で両手に花となるか?!
大相撲秋場所、横綱不在、弱い大関陣だが、
若手の台頭で土俵は面白いですね。

貴景勝はあと一勝で大関復帰して、あわよくば優勝をも
狙える位置にいます。
後、4日間の奮闘で両手に花となるか?!

今日の映画紹介は
「ジャッカルの日/THE DAY OF THE JACKAL」。
BSプレミアムで明日、2019年9月20日(木)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

原作はフレデリック・フォーサイスの
『ジャッカルの日/The Day of the Jackal』。
原作も映画もお薦めのサスペンスタッチ映画。

1962年(昭和37年)、アルジェリアの独立を認めた
ドゴール大統領に反対する保守過激派OASは、
数度にわたる暗殺に失敗.

指導者ロダン大佐(エリック・ポーター)は
最後手段として、外国人でしかも、当局には
顔も名前も知られていない殺し屋を雇う。

その男の暗号名はジャッカル(エドワード・フォックス)。
"ド・ゴールを暗殺してくれるかね?"
"いいでしょう。しかし高いですよ"
"いくらかね?"
"まず理解してもらいたい事は、これが
一生に一度の大仕事だと言う事です。
これをやればもう二度とこの仕事はできない"

”我々が権力を握れば…”
”報酬は現金で…半分は前金で、
後の半分は仕事の終了と同時に”
”総額は?”
”50万”
”ちょっと大金だね…50万新フランとなると…”
”ドルです”
”50万ドル!!”
”あんた狂ってるんじゃないか!?”
”いいえ…しかし私はプロとしてベストだ、
従って報酬も一番高い”

その金を用意するためにOASは
フランス各地で銀行強盗を決行。

しかしそのテロ行為はフランス当局を警戒させる。
やがてロダン大佐の護衛の、
ウォレンスキー(ジャン・マルタン)が
フランス側につかまり、拷問にかけられた。

OASの不穏な動きに気づいたフランス公安当局は、
捜査の全権を警視庁の
ルベル警視(ミシェル・ロンスダール)に委任する。

彼らの必死の捜査にも関わらず、
偽造パスポートでパリに潜入したジャッカルは、
63年8月25日の決行日にむけて着々と計画を進める。

この時代の歴史的背景を丁寧描いて、
フィクションをノンフィクション仕立て仕上げて、
とてもリアルですね。

特注の狙撃銃、偽造の身分、パスポート、衣装、
入出国経路などを抜かりなく用意するなど、
ジャッカルの暗殺者としてのプロ魂?は立派。

特に狙撃銃についての注文のうるさいこと。
・尾筒と銃尾は直径2インチ半以下
・ 大きさの制約から単発式にする
・遊底のつまみはなし ・引き金の用心金は無用
・引き金は取り外し式 ・射程距離は130m
・サイレンサーを使用 等々。

ジャッカルと銃密造業者間の会話にも
プロとしてのこだわりが見えますね。

”アルミは?”
”使ってみたが、柔らかすぎてダメだった。”
”ステンレスにしたが、そう重くないよ。”
”試射したい”
”モンテモロの森がよかろう。”
”ケースはいい。”
”傑作だな、よくできている。”
”練習用だ、6発だけ破裂壇に作り替えた。”
”1発くれ”

1963年8月25日、解放記念日。
厳重な警備を巧みに切り抜けたジャッカルは
やがてドゴールが立つはずの広場を見下ろす
アパートの1室で狙撃銃を組立る。

さて、ジャッカルは狙撃に成功するか?
綿密な構成と史実とフィクションとを巧みに
織り交ぜたこの映画の面白さは
追う者と追われる者の駆け引きですね。

追いつ追われつ、緊迫感を持った展開は最高!
もう一度、小説を読まなければと思ったことでした。

監督はフレッド・ジンネマン。



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