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映画が一番!

横道世之介 

2019年09月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「エンゼルスの大谷翔平選手が14日に
 左膝の二分膝蓋骨の手術を受ける。」の報道。

今季は指名打者で106試合に出場して、
打率・286、18本塁打、62打点、12盗塁と
いい結果を出していただけに残念です。

これで、彼が出場する試合を毎朝、TVで見るのが
楽しみだっただけに残念です。

今日の映画紹介は「横道世之介」。
BSプレミアムで2019年9月13日(金)13:00〜放送。
2013年3月に観た時の感想文です。

『パレード』『悪人』の原作者・吉田修一が
毎日新聞で連載していた作品を映画化。

私たちにとってはもう過ぎた時間の青春グラフティ。
この映画を見るとほんわかとした気持ちになりますね。

キャッチコピーは、
”出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、
そして、寂しい――”。

長崎県の港町で生まれ育った
横道世之介(高良健吾)は、大学進学の為東京へ。
周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、
頼みは断れない何でも引き受けるお人好し。

”俺に出来ることは何でも言ってくれよ”
”じゃぁ〜、金貸してくれよ”
”いいよ〜”、”いいの〜”。

明るい性格の世之介は、
与謝野祥子(吉高由里子)に一方的に好かれるが、
しかし彼は、年上で魅力的な
片瀬千春(伊藤歩)が好きだった。

世之介とは聞いた名前だなぁと思ったら。
井原西鶴の「好色一代男」の主人公の名前ですね。

作者の吉田は主人公名を郷里でもある長崎の
”横着者”を指す「横道もの」という言葉と、
横道に逸れるということで、名付けたようです。

現在と過去が振り子のように交錯しながら
物語は展開していきます。
人間は過去を思い出す時には、 沢山の人との出会い、
そして、別れがあることを知っています。

この映画は淡々と青年・世之介の青春と
彼を取り巻く人々の生き様を描いていきます。

空気は読めないが、一緒にいて毎日が楽しい
そんな奴が世之介。
最後が少し、悲しかったですが、これも人生。

そうそう、彼が長崎出身だったので佐賀県生まれの
私には九州弁が耳に心地良かったです。

皆さんにも、心に残る「気のいい奴」はいるでしょうね。

人間の心にある、ちょっとした人情の機微を
沖田修一監督は上手に描いていますね。

主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATIONが歌う、
「今を生きて」 。
https://youtu.be/8R3vHQTFjLU

P.S
「人生のダメな時期も温かく照らす青春物語」とうたって、
吉田修一作、『続 横道世之介』も発刊されています。



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