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超!楽しい映画「ダンスウィズミー」 

2019年08月27日 外部ブログ記事
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「ダンスウィズミー」  2019年 日本 矢口史靖(ヤグチシノブ)監督の「ダンスウィズミー」は、ミュージカルスターになる催眠術にかかった、OLの物語。ミュージカルが苦手なのに音楽を聞くと自分の意に反し、踊りたくもなにのに全身で踊って歌ってしまう。 この設定、かなり笑わせてもらった。実にパワフルで面白い映画だった。日本公開より前に、6月10日夜、カナダで開催されたトロント日本映画祭にて上映された。矢口監督は特別監督賞を受賞している。一流商社のOL・静香は、音楽が聞こえると自然に体が踊り出す。だから、音楽が終わり我に返るとはずかしさと情けなさでどん底の気分に・・・・。一刻もはやく普通の身体になりたいと願っている。その体を元に戻せるのは、自分に催眠術をかけてその後、ほうぼうに借金をしたまま失踪したマーチン上田しかいない。その男を追って、日本中を駆け巡るロードムービィとなっている。催眠術師・マーチン上田を追っている道中に、OL・静香といっしょに車に乗っている”にぎやかで愉快で明るい”太っちょの女性の千絵。彼女は催眠術師の元アシスタントを務めていた。催眠術にかかったふりをして、たまねぎをおいしそうに丸かじりしてムシャムシャ食べるシーンがすごい。その千絵を「やしろ優」という芸人が演じているが、主役にひけをとらず、歌っても踊ってもうまい。『やしろ優』って誰だろう?と思い検索してみると、芦田愛菜や倖田來未のものまねをよくやっているものまね芸人だ。なんだか見ていてあきないキャラクターで、主役の三吉彩花と共にこの映画を成功に導いた一人だ。OL・静香を演じた三吉彩花は、スクリーンのドアップが本当に良く似合う、欠点のない美しい顔。それが表情豊かにストーリーと共に暗から明に忙しく変化する。そして踊り出すときにとてもさわやかな笑顔になる。矢口史靖監督は、インタビューで三吉彩花の魅力をこう語る。三吉さんって、普段はクールビューティーで、ほとんど表情を変えないんですよ(笑)。でも、お芝居を始めると全然違う人になる。役によって、色々な顔ができる女優さんだと思います。あと、僕は彼女をクールな人だと思っていたのですが、chayさんとやしろさんと話しているとき、よく笑っているんですよ! 僕と話すときは全然笑わないのに(笑)。『監督の前ではクールなんですね』と、インタビューで受けていた。また、催眠術兼手品師のマーチン上田は現在、85歳の宝田明が演じている。宝田明といえば、ぼくには1954年の「ゴジラ」が印象が強い。まるで昭和の時代に戻ったようで、とても懐かしかった。85歳になってもハンサムオーラは健在だ。 この映画のダンスシーンで使われる挿入歌は、懐かしい想い出の曲が多い。山本リンダの「狙いうち」、井上陽水の「夢の中へ」、キャンディーズの「年下の男の子」、映画のシーンで結婚式場での起爆剤となるSugarの「ウェディング・ベル」など、令和元年の映画にこれらの曲が新しくよみがえっているのは嬉しいかぎり。この映画、若い人にも中高年にも受ける要素がもりだくさんで、本当に元気を与えてくれる映画だと思った。監督が言うように、「ミュージカル映画が苦手な方が共感できたり楽しんでもらえる」映画になっている。参照:『ダンスウィズミー』矢口史靖監督インタビュー!「ハリウッドのミュージカル映画に勝ちたい」 

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