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クレオパトラ 

2019年07月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『クレオパトラ/Cleopatra』。
BSプレミアムで2019年7月24日(火)13:00〜の放送。
4時間以上の長〜い映画ですから、腰を落ち着けて観て下さい。
半年前に紹介しているので再掲です。

ハリウッドの黄金時代を象徴する、
豪華絢爛なスペクタクル史劇と言われているが、
本作が完成するまでは紆余曲折を経ていますね。

製作にあたっては、100万ドルで契約した主役の
エリザベス・テイラーの病気や、
初期のロケ地選択の失敗で撮影が遅れに遅れ、
その結果当初監督だったルーベン・マムーリアンや、
撮影開始時のシーザー役のピーター・フィンチ、
アントニー役のスティーヴン・ボイドが降板。

変更後は撮影地もロンドンから、
ローマ近郊のチネチッタと替えての撮影。

俳優もシーザー役にレックス・ハリソン、
アントニー役にリチャード・バートンへ変更。
監督もハリウッドきっての知性派といわれた
ジョーゼフ・L・マンキーウィッツが
監督と脚本を兼務して3年がかりで総製作費が
最終的に4400万ドル(現貨換算で3億ドル以上)になって
撮影された超大作。

また共演のテイラーとリチャード・バートンの不倫も
大スキャンダルとなった場外でも話題が一杯の作品。

紀元前一世紀、ローマでは
執政シーザー(レックス・ハリソン)と
ポンペイウスの内戦が起こる。

一方、クレオパトラとその弟プトレマイオスは
統治権を争っていたが、クレオパトラは追放される。

プトレマイオスはシーザーを迎え入れる。
その夜、シーザーへの贈り物の絨毯の中に
クレオパトラが潜んでいた。

”女王も裸にすれば、ただの女だ”
”将軍もただの男です”と、
クレオパトラはシーザーと恋に落ち、子を産む。

ローマに凱旋したシーザーは独裁者としての性格を強め、
ブルータスやカッシウス等の元老院派の反発を買って殺される。
”ブルータス、おまえもか”の台詞は有名ですね。

やがて、クレオパトラは、シーザーの部下
アントニオ(リチャード・バートン)と結ばれ、
共に、地中海の支配を狙うが、シーザーの養子、
オクタビアン(ロディ・マクドウォール)に追い詰められていく。

日本で言われる、世界三大美人とは、
クレオパトラ(プトレマイオス朝エジプトの女王)、
楊貴妃(唐玄宗の皇妃)、
小野小町(平安時代前期の歌人)ですが、
そのクレオパトラをエリザベス・テーラーを演じると、
本物?以上に思えますね。

だから見所は、ローマ入場の場面で着た衣装は
24金の糸を用いた重厚な物で、冠だけで7sだったとか。
美術監督のジョン・デ・キューア等は、元老院や
ロマーノの建物を、実際の3倍もの大きさで建て、
荘厳さを演出したようで、CG以上の効果は凄いですね。

アカデミー賞は主演男優賞をレックス・ハリソンが受賞。
撮影賞 、美術賞 、衣裳デザイン賞 、視覚効果賞 を受賞。

1963年(昭和38年)公開。



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