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むぅびぃ・とりっぷ
偶然、連続殺人鬼の犯行を見てしまった「目撃者」
2019年07月16日
テーマ:テーマ無し
「目撃者」 2018年 韓国 原題:The Witness ラジオ番組で、宇多丸が取り上げて褒めていた「検察側の罪人」は、木村拓哉と二宮和也が出ていたスリラー映画。これは面白そうだから、映画館で観ようと思っているうちに見逃していた。それで、先日レンタルで見たのだが、鉄腕アトムみたいな髪型の過去に犯罪を犯した男・松倉を演じた酒向芳以外に、見ごたえのある人物がいなくて、期待はずれに終った。それで、ハズレの少ない韓国映画のスリラー映画でも観て、気分を変えようと思った。チョ・ギュジャン監督の「目撃者」をレンタルしてみた。これが当たりだった。韓国映画のスリラーものは何でこんなにぼくの心にピタッとはまってくれるのだろう。 物語はシンプルで、マンションの住人が連続殺人犯が女性を殺害する場面を目撃したことから、犯人につけ狙われる恐怖を描いている。前にも、同じようなシチュエーションのドラマを見た気がするので、普通ならパスするのだが、『韓国初登場第1位を記録したサスペンス・スリラー!』といううたい文句が気になって手にとった。 一人の念願のマンションを手に入れた中年のサラリーマンが、酔っぱらって深夜に帰宅する。そこで、女性の悲鳴を聞き、マンションの窓から殺人の瞬間を目撃してしまう。しかし、ことなかれ主義で自分がかわいいサラリーマンが、自分の家庭を守るという名目も兼ねて、なんとか犯人と事件から距離を置こうとする。しかし、警察は彼に事件の目撃者として犯人の証言をしてくれることを依頼する。警察の動きと並行して、同時に犯人も常に目撃者の男に動向に目を光らせ、じりじりと口封じの為に接近してくる。その緊迫感で画面から目が離せなくなってくる。 最後の犯人との『雨のなかの泥だらけの格闘』なども、同様のシーンがある名作『リーサル・ウェポン』にも負けない迫力だった。犯人は金づちを使うのだが、この凶器が恐怖を増幅させている。犯人を演じたクァク・シヤンはなかなかのイケメンで、しかしけっこうな迫力があった。本人も「殺人犯というキャラクターで出演のオファーを受けた時、監督は僕の顔に二面性があると言ってくれました。純粋だが、一方で目から下の顔には怖い部分もあるらしいです。だからこのキャラクターの配役として僕を思いついたと話してくれましたね」と言っている。また、韓国に実在した連続殺人犯チョン・ナムギュをモチーフにしたことに関してこのように答えた。「全く同じく真似をしたわけではありません。チョン・ナムギュの習性を僕の中心軸にしました。彼は普段からすごく緻密で、計画的な人だったらしいです。だから足跡を残さないために靴底をくり抜いたり、警察に捕まらないために体力をつけるなどの行動をしていました。 動画サイトなどで、チョン・ナムギュという人物についての関連資料をたくさん調べました。そのような資料を探していると、ゾットするような内容も多かったです。これ以上殺人ができなくなって生きる意味がないと判断したチョン・ナムギュは、刑務所で自殺したという話も聞きましたね」と説明した。 ところで、この映画は事件に無関心を装うことが犯罪を野放しにする問題も表現している。だから、自分のなかにもある『ことなかれ主義』の怖さを自分自身に突きつけてくる。ぼくにとって忘れられない映画の1本となった。
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