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蝶を愛する和菓子店主の冷蔵庫殺人 

2019年07月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 和菓子店の店主が、大学生である娘を殺害し、業務用の冷蔵庫に入れた。その後、「娘を店で切った。死にたい」と家族に電話をし、店から約30キロ離れた埼玉県内の河川敷で、首を吊って亡くなっていた。 ● 手首を切った。川に沈んで死ぬ殺害した本人・木津英喜氏(43)が自殺してしまったので、娘・木津いぶきさん(18)と父の間には何があったかは、残された情報内での想像で補うしかない。加害者、被害者が共に死亡してしまった場合に、警察はどの程度まで真相を突き詰めるのであろうか。そこの基準がぼくにはわからない。 『謎の解明が待たれる』と、結んでいる記事が多いが、本当に解明されるのかどうか。父と娘とのプライバシーに関わる事なので、事件とはいえ解明された事がどの程度、記事として公表されるのか。そのような意味で、事件に対する続報に注目している。今回の件に関する内容を主に週刊文春7月18日号から抜粋していきたい。 7月6日。一人で店を切り盛りする店主・木津英喜氏は16時半になると妻に「いま、仕事が終わった」と連絡。帰宅する途中、自宅近くの店で電子タバコを購入して以降、足取りがプツリと途絶えた。そして空白の2時間を得て、事態は急展開する。 警視庁関係者が語る。「英喜氏は18時半過ぎに、自宅にいる妻に『手首を切った。川に沈んで死ぬ」と電話を入れています。妻が慌てて店に行くと、シャッターが閉じられ、バイクもなくなっていたことから、高校に通ういぶきさんの弟が『父が自殺しようとしている』と110番通報したのです」 その後、冒頭の”最後の電話”で事件は思わぬ展開をみせる。翌7日午前0時50分ごろ、家族と警察が和菓子屋に駆け付けたが、シャッターが閉まり、配達用のオートバイがなかった。たまたま、空いていた窓から警官が中に入ったところ、業務用冷蔵庫に、背中を上にしていた遺体を発見。ひざを抱えるような体勢だった。娘のいぶきさんとわかった。 首には絞められたような痕が残っていたが、切り傷や刺し傷は確認されなかったという。父親は自殺する直前、自分の携帯電話で家族に連絡してきているが、自殺した現場周辺の捜索でも発見されていない。同様に、いぶきさんの携帯電話もまだ見つからない。携帯電話は意図的に、英喜氏が隠したのか。 いぶきさんは両親と弟との4人暮らしで、6日朝は自宅にいたことが確認されているという。よく菓子店を訪れるという70代の女性は、6日午前にもあんみつなどを買ったという。「店主の男性が『雨だから気をつけて』と言ってくれた。変わった様子はなかった。親子に何があったのか、驚いている」と話した。 ● 腕にアザを作って登校 亡くなった大学生・木津いぶきさんのニュースで掲載されている写真は、小学生時代の写真でとても可愛らしい顔をしている。 和菓子店の近所の住民が語る。「奥さんは再婚で、いぶきさんはその連れ子だと聞いています。旦那さんは別の和菓子店で修行後、2005年に独立するタイミングで今の新築マンションを購入し、荒川区に引っ越して来たのです」 木津さん一家は荒川区の自宅近くで15年前から和菓子屋を営み、地元では知られる名店だったという。一方、大学生のいぶきさんは父親の和菓子屋ではなく、他でバイトをしていた。和菓子屋から木津さんの自宅まで、歩いて10分ほどだという。なんらかの用件があって、いぶきさんが店に立ち寄ったではないのかとみられている。 木津家と親しい商店主が明かす。「いぶきちゃんはクラシックバレエを小学校五年生くらいまで習っていました。教育熱心な親で、姉弟とも近くの学習塾に通わせ、中学受験をさせています。二人とも優秀で、私立の難関校に合格。それだけでなく、子どもの教育の一環として、貰い手のない野良猫を引き取ったりもしていました」 いぶきさんは埼玉県のミッション系中高一貫校に通いながら看護・医療系受験の塾で学び、医療関連の仕事を目指していた。そして今春、公立大学の医療系学部に合格を果たしている。 小学校時代の同級生が打ち明ける。「小学校低学年の時に、いぶきちゃんが腕にアザを作って登校したことがありました。理由を聞いたら、『転んだだけだから』と話していましたが、同級生は『親にやられたらしい』と口々に噂していました。というのも、彼女が一度学校にお菓子を持って来て、先生に怒られたことがあったんです。その件を子供から聞き、心配した保護者が彼女の家に電話したら、彼女が泣きじゃくる声が聞こえたそうです。かなり厳しい親だと思われていました。」 ● アゲハ蝶を育てていました和菓子店の根強いファンはいたものの、経営は決して楽ではなかったようだ。学費などで出費がかさみ、父親は店が終わった後、ピザ屋で宅配の仕事も始めた。 「少し離れたエリアの店舗で働いていました。文字通り身を削って家計を支えており、飲み歩くこともせず、身なりにも頓着していなかった。無口で、義理堅いところがあり、地域の集まりで和菓子を頼むと、その返礼として同じ金額だけ商品を買ってくれたりもしました」(地元商店街の関係者) そんな、働きづめの彼の唯一の趣味は”蝶の飼育”だったという。「彼は生き物好きで、店では金魚を飼っており、自宅ではアゲハ蝶を育てていました。アゲハが卵を産むとケースに入れ、幼虫へと成長したら餌をあげて蝶になったら野に放ってあげるのです」(前出・商店主) しかし、彼は我が子の将来への羽ばたきを奪い、冷蔵庫の中に封じ込めてしまった。 「妻は夫の失踪直後、捜査員に『(夫は)最近は暗い感じだった』と話していましたが、夫の遺体が発見されて以降、警察への協力を拒んでいます。捜査の過程で、性的虐待を窺わせるような情報も伝わり、態度を硬化させたようです。店内には『二人で死のうと思う』という父親のメモも残されていましたが、二人の携帯が見つかっていない以上、”空白の二時間”に何があったのかは謎のままです」(警察関係者) 参照:和菓子店の冷蔵庫に女子大生の遺体 父親は自殺 謎を解くカギは2人の携帯?〈週刊朝日〉PR:家族の横顔 (講談社文庫) 

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