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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

森の中に響く笑い 

2011年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 
梅雨空には違いないが、時折日が射して森の緑が光る。雨は降りそうで降らなかったが、夜になってやっと雨になった。ここのところ昼間降らないので仕事ははかどっている。山のようにあった葉のついた枝の処理が終わり、今度はそれを一定の長さに切りそろえ収納している。玉切り、小枝のカットも終盤にさしかかった。
 
昨日会ったF夫妻から、ティータイムのお誘いを受け、午後から出かけた。Fさんのおたくは、隣街の鳥の街にあるが、プリンスランドの中を行くと、ぐるりと迂回することになり徒歩では20分以上かかってしまう。しかし、県道へ出て西へ進み、閉鎖されているゲートから入れば5〜6分で行ける。
このあたりでは今、ノイバラやヤマボウシの白い花が美しく咲き乱れている。そのなかでもヤマボウシは花の数が多く、どの木もその花の多さに枝が垂れ下がっているように見える。
 
Fさんは、自宅の夏バージョンを見てくれという。昨年自慢の手打ちそばをいただいたのが12月の真冬だったのでそれ以来の訪問だった。Fさんのおたくは、道路より一段高い位置にあり、玄関までは階段を登らないといけないが、家の地下の部分が道路から通じている。
玄関を入るとその奥はサンルームになっていて、天井も窓も透明で見通しが良い。目の前はうっそうと茂る森が広がり、私の家よりももっともっと深い森の中にいるという感じである。そして一段と高いところから見渡す森の風景はまた一味違う醍醐味が味わえる。サンルームから出て階段を下りるとそこはもう森の中だが、山の法面を利用して何カ所か小さな畑を作ったのだと、説明するFさんはとても楽しそうだ。夫人の指図通りにやっているといいながら、切り株を土留めに利用したり、スロープの部分にもうまく自然の木を使っている。
 
植えてあるものの説明は夫人の出番であるが、トマトやキュウリ、ハーブやブルーベリーもある。
日陰に行くとシイタケ菌を打ち込んだナラの木が50本ずらりと並んでいた。これは、もう販売しなければ食べきれないに違いない。昨年6月、現役を退きリタイヤしたときの表情と全然違うリラックスさを感じたが、お二人でこの自然をゆっくりと楽しんでいる様子がうかがえた。
北軽井沢にある大きな畑では、今年も蕎麦をまくと話しながら顔には「私は幸せです」と書いてあるようだ。私は、畑の上の部分に取り付けられているハンモックが、それを証明しているような気がしてならなかった。
 
4年目に入った私たちの生活も、この自然の中でこの上ない充実したものになっているが、一つには安心して交際できる何人かの友人が出来たことが、その一因になっていることは確かである。
リタイア後の生活は、人それぞれに違っていても、自然の中に暮らすという共通点は友人としての結びつきを強くし、共通の話題に心が癒されるのであろう。
二組の老夫婦は、しばらくのあいだ、和やかな歓談を楽しみ、笑い声が森の中にこだました。
 
 

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