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さと日記

座布団の思い出 

2019年06月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

我が家では、通年、ホットカーペットを使用している。
冬は炬燵をして、
夏は、大抵、冷房をきかせるから、
通電せず、パッチワークラグにちゃぶ台で。。

今迄は、座布団使用しなくても何ともなくて、
決して広くない部屋に、2人の娘。
むしろ、座布団は無用のもので、使う習慣がなかった。

それが最近、ちゃぶ台に座ると、
適当なクッションが欲しくなった。
しまいこんでいた座布団を出してみた。

これは、40年前のもの。
私が、18才で寮生活をする時に、母があつらえたもの。
入寮するのに、1枚の座布団で良かったのだけど、
何を思ったのか、母は、5枚1組で持たせてくれた。
18才で、親元離れた所に行かせるのが不憫だったのか?
そういえば、布団も真っ赤な地に鶴の掛け敷き布団。
座布団は、赤い地に奴さん。
母は、あまり、気の利いた人ではなかったけれど、
娘を入寮させるからと布団屋に言ったのか?
布団屋が気を利かせた商売をしたのか・?
今思うと、布団と座布団は、気が利いていた。
昔は、当たり前に、布団を作っていたから。

新品の?40年間の仕舞い込んでいた座布団を出してみて、
何故、赤い地なんだろう?と思うと、
もう、物は言えずじと、今更ながら、母の思いにハッとした。



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