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たかが一人、されど一人

年金 

2019年06月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今や格別の期待もしていないが、開催期間中であったことを忘れてしまった国会で昨日、突然火が付いたような議論が持ち上がった。如何なる理由かは分からないが参議院の決算委員会でのことだ。ここに予算委員会と同じように総理以下全閣僚の出席が求められて各党からの質問があり、珍しくテレビニュースやBSのワイド番組でも一部が取り上げられた。取り上げられたテーマの殆どが年金問題に関することであった。昨夜テレビ番組を観て思ったのは、若い人の間で年金を老後の杖なり柱と思う人が大分減ってきているようだ。経済評論家の森永卓郎氏に言わせると「政府が如何に強弁しようと、年金支給額が現在の4割程度に激減するのはそう遠くない将来であるのは間違いない。依って若い人のそういった判断はある意味で正しいかもしれない。」事実とすればえらいことで、一度子や孫たちに聞いてみたいところでもある。残念ながら娘たち家族は将来のことより現在の暮らしに追われ、離れて暮らすこちらと話をする機会が少ない。彼等にすれば、今はそんな先のことなんか考える余裕すらないかもだ。自分のことについて言えば、確か55歳から年金を貰い始めたので既に25年近い。積み立て方式でなくなっているので有難い。積み立てた金額(雇用者負担分も併せ)はとうに超えているようにも思う。森永氏が言うように、これから5年ごとに支給額が減っても完璧に逃げ切りだろう。このことは棚に上げて、昨日たまたまパソコンでこの委員会を覗いてみた。丁度立憲民主党の蓮舫氏が質問を始めるところで、次に国民民主党の大塚耕平氏の最後まで観てしまった。やり取りを観て思ったのは、毎度のことながらヤラセと言われる国会の質疑、最近は不特定多数の国民が視聴できるのだから、もう少しスマートに行かないものか?である。質問は全て事前通告で答弁に立つ大臣は勿論関係する役所の全員に周知されている筈。にも拘らずすれ違いの答弁が多すぎる。野党の要求をのめないならなら、はっきりノーと言えばと思うがそうも言わない。これがどうしても理解できない。目に余るのは金融担当大臣麻生氏の開き直り、問題になった「年金の他に2千万円が必要」発言の元になっている金融審議会の報告書を読んでいない、と言い放って恥じない態度、はご立派として。東大ご出身の根本厚労大臣、この方はまるきり官僚の操り人形となっているのが情けなさ過ぎる。因みに現在は厚生年金加入者に対し、年金受給年齢が近づくと「年金請求書」なるものが送付されてくるらしい。大塚耕平氏の質問の一つが「これに返事を出さなければ自動的に受給できるようにしたら」である。嫌ならノーと言えばいいのに、ノーとは答えない。現在返事を出さないと自動的に受給開始が70歳になる仕組みらしい。小生の場合、55歳の誕生日の翌日に社会保険事務所に駆け込んだ記憶がある。「年金請求書」なんて余計なサービスをするから話がややこしくなる。何事もシンプルがベストだと思う。

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