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吾喰楽家の食卓

『笑点』の活性化 

2019年05月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

最近、日曜日の人気番組『笑点』が面白くない。
番組の質が低下したのではなく、単に飽きただけなのだろうが。
司会の春風亭昇太は、前任者の桂歌丸とは異なる味で、善戦している。
それでも、以前の面白みが感じられない。
今回、臨時結成した若手噺家五人とレギュラーチームとで、大喜利の対抗戦が行われた。
かつて新春などにも、若手噺家や女子アナが、チームで出演したことはある。

今回の五人は、春風亭昇也、桂宮治、立川晴の輔、柳家わさび、鈴々舎馬るこ。
宮治と馬るこは国立演芸場で、わさびはテレビで見ているが、昇也と晴の輔は初見である。
身分は真打二人、二ツ目三人だが、二ツ目の一人は今年の秋に真打に昇進する予定だ。
所属は落語協会二人、落語芸術協会二人、立川流一人、年齢は37〜47歳、経歴は11〜22年で、若手噺家をバランス良く集めた感がある。
それでも、現在のレギュラー陣に二人居る、五代目円楽一門が一人も居ないのは寂しい。

今の時期に、この企画を考えたのは、番組のスタッフ自身が、『笑点』のマンネリ化を感じているのかもしれない。
肝心の番組だが、スタッフの目論見が外れたのか、余り面白いとは感じなかった。
レギュラーの一部を若手に替えるしか、起死回生の策はないのでは。
世襲制に拘りはないが、例えば、林家木久扇の代わりに息子の木久蔵、三遊亭好楽は同じく王楽では如何だろうか。
レギュラーの座を息子に渡すのなら、退陣する当人も、抵抗は少ないはずである。
回答者の若返りを図り、司会者が自分の個性を出し易い環境に調えるべきだと思う。

   *****

写真
5月7日(火)撮影:芍薬園の花



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はまゆうさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

度々のコメント、恐縮です。

私は、NHK依存度が高いので、局数が減っても大丈夫かも。
年末年始の特番は、余り見ませんし。

2019/05/12 18:57:23

再び

さん

はい。
民放がNHKを除くと2局しかないので、放映が限られるようです。
月9ドラマが月曜日に放映されないとか・・
ですから番組表と毎日にらめっこ(笑)
正月や色んな特番も運が良ければ観れるって感じです((笑))

仰るように、司会の座に就いたというものの、年長者相手だとやはりやり辛い事でしょうね。

2019/05/12 17:42:59

かめきちさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

仰せの通り、歌丸師匠の存在は大きかったですね。

談志、前田武彦、三波伸介、圓楽、歌丸と続く歴代の司会者は、もっと自分の個性を出していたと思います。
それを遣るのには、回答者の若返りが必要だと考えました。

2019/05/12 08:45:14

やはり

かめきちさん

歌丸師匠の存在の大きさを今更ながら思いますね。私も最近の「笑点」は??と感じていました

2019/05/12 08:34:42

はまゆうさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

宮崎では、6日遅れの放映なのですか。

歌丸さんの存在は、偉大でした。
昇太さんには、別の魅力があるので、一概には比べられないですが・・・

回答者に何人もの年上が居ると、やり辛いでしょうね。

2019/05/11 22:10:19

宮崎では

さん

まさに今、吾喰楽さんのブログ内容が放映されています。
若手噺家さんについての説明を読みながら、観させていただきました。
歌丸さん司会までの笑点と、今では何となくワクワク感が少ないのは否めませんね。

2019/05/11 17:27:03

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