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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

3周年記念旅行記−5 

2011年06月24日 外部ブログ記事
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ホテル木曽路を出発し、奈良井宿へと向かった。そもそもこのたびの旅行は、NHKの朝ドラの撮影に登場した奈良井宿にぜひ行ってみたいという妻の話から始まったのであった。
国道256号を少し走るとすぐに国道19号にでる。私の目測では、この道路を北上すると奈良井宿までは一時間そこそこで到着するはずである。国道19号は木曽川沿いを走っていて、広島なら太田川の上流にある加計町あたりの風景に似ている。川には大きな石がゴロゴロと転がっていて昨夜の露天風呂を思い出す。途中にあった道の駅で一息ついたりしながらのドライブは快適であった。そして約一時間半、奈良井宿の駐車場へ到着した。料金所のおばさんは、奈良井宿の地図を妻に渡しながら、「ここがおひさまの飴屋の撮影に使われた中村邸よ」と案内図に鉛筆で丸をつけて説明してくれた。
 
奈良井宿は中山道最大の難所と言われた鳥居峠をひかえ、峠越えにそなえて宿をとる旅人が多く「奈良井千軒」といわれ、木曽十一宿中最も賑わった宿場である。その町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残している。また、奈良井宿は中山道67宿中、江戸の板橋宿から数えて34番目、京都の守山宿から数えても34番目であり中山道の中央に位置する宿場町だ。そして町並みを大きく修景していないため上問屋史料館や杉の森酒造などの大きな町屋だけでなく間口が狭い比較的小規模な町屋、水場や地蔵などの民族的な側面や社寺仏閣など信仰の場なども残されている。
 
奈良井宿は完全に観光化されていないため、実際に生活している人々も多く、ところどころで生活感も感じられる町並みである。そのため、車の通行止めはなく地元の人々の車が通行している。観光の人は、乗り入れないでくださいと看板が出ているが、心ない観光客がいるのは世の常である。そして、この地域は、江戸時代から曲げ物、櫛、漆器などの木工業が盛んで旅の土産物として人気がある。こういうものが大好きな妻だが、ここで買い求めたものは、なんと柄杓であった。
我が家には睡蓮鉢があり、よく見ると玄関アプローチの片隅にさりげなくおかれているが、広島にいる頃はこの中でメダカを飼っていた。睡蓮鉢は、もともとは睡蓮を育てるための鉢だったが、最近のガーデニングブームで、必ずしも睡蓮だけを育てる鉢ではなくなっている。枕木で作られたアプローチの一角に睡蓮鉢があるのもなかなか風情がある。その睡蓮鉢の上に柄杓があるとないとではその趣も変わってくるが、その柄杓はプラスチックでは情緒がない。やはり本物の竹製がいい。睡蓮鉢があって、云々・・・と店主と話しながら楽しく買い物をしている妻は、このたびの旅行がとても楽しかったようである。
 
昔ながらの建物で、障子の潜り戸を腰をかがめて入らなければならない「うどん そば」と書かれた店で昼の休憩にしたが、外部から見た珍しさで入った店の蕎麦の味はイマイチであった。
そして最後に見つけた骨董屋で、気に入った小皿を見つけた妻から得意の「スペシャルプライス」
の言葉がついに出た。お皿一枚分が安くなり、得意万弁、妻の笑顔は輝いていた。
 
 

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