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ニャンコ座リポート
シンプルかつ豊かでマーラーの反対 (3/23)
2019年03月23日
テーマ:テーマ無し
起きるとうっすら雪化粧。−4℃。今日は真冬日の所も多いとか。
昨日の「らららクラシック」は、フォーレのレクイエムなので、張り切って見ました。だって、好きなんだもん。富川合唱団でも歌ったことがあって、その時は全然知識は無かったのですが、なんと美しい音楽なのだろうと思っていました。そうか、カトリックの(怖い死を描く)「死者のためのミサ曲」に対して、どこまでも優しく簡素で私的/詩的な(もはやプロテスタント的と言ってもいい)視点で書かれた(実は異形の)「レクイエム」なんだ。吉松隆さんが言いました。
「リベラメ」は唯一怖い部分ですが、バリトンソロがあって、合唱があって、そしてユニゾンになるところ、たまらなく好きだわぁ〜。あら私、音がいっぱいの音楽が好きなんじゃなかったっけ。いや、フォーレは特別ですね。フォーレは、同時代のワーグナーや「ベニベニ」のマーラーがどんどん複雑化していく流れに逆らって、シンプルになって行ったのだそうです。「インパラディズム」なんて、本当に天使です。シンプルなのに豊かです。
音楽って、ただただ良いなぁと思えるだけで充分ですが、こんな風に分析してもらえると、面白さが倍増します。
昨日は歌会で、ごちゃコンvol.10の骨子がだいたい見えてきました。1年に1度のライヴですが、終わった瞬間から次の準備を始めなければなりません。今年は10回目になります。こんなに続けられとは、正直思ってもみませんでした。10年か。年とったわ。去年「ダンシング・ヒーロー」が大うけしたので、2匹目のドジョウを狙って、「USA」だの「と思いきやダンスナウ」など候補が上がっては消えたのですが、ここに落ち着きました。
☆「マツケンサンバ?」です。松平健の公演の歌謡ショーの中で、歌と共に踊りを披露する「マツケンシリーズ」の楽曲で、大ヒットしました。作詞:吉峰暁子、作曲&編曲:宮川彬良。ごちゃコン10回目に合わせて、多少替え歌にしました。演出はまだ秘密ですが、色々楽しいことを思いつきつつあります。もちろん踊ります。乞うご期待。
先日の粉ジュースには、続きがあります。その後缶ジュースが登場しました。リングプルなんてずっと後なので、付いていた缶開けで2個穴をあけて飲みました。2個穴をあけると言えば、練乳です。あれはご馳走でした。でも粉ジュース同様、お湯に溶かすよりも思う存分原液のままなめることに憧れました。コンデンスミルクは加糖練乳で、エバミルクが無糖練乳、これで合ってますか
今日と明日、ファーチレ「メサイア」の、マエストロ練習です。行ってきます。
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