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2人に1人はがん、実は 

2019年02月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 池江璃花子選手が血液のがんともいわれる白血病を公表したこ
とから、メディアでの白血病情報がいきなり増えたね。

 国民の2人に1人ががんになるという根拠は、生涯でがんに罹
患する割合は、男性で61.6%、女性で46.2%との数字。

 国立がん研究センターがん対策情報センターの2013年デー
タだが、この確率は年齢によって大きく違うという。

  年齢によって確率が違う

 「みんなが半分の確率でがんになる」という印象だが、そうで
はなく、それぞれの年齢によって確率が大きく違うということ。

 同センターのデータでは、たとえば30歳男性なら、10年後
の40歳までにがんと診断される確率は0.5%。

 20年後の50歳で2%、60歳でも7%。統計的に60歳ま
での現役世代のうち、がんになる確率は10人に1人以下。

  高齢になれば高い確率に

 では半分の確率は何歳? 30歳なら、男性は50年後の80
歳で42%、女性は80歳から天寿を全うするまで46%。

 そもそも日本人の平均寿命は男性81.9歳、女性87.26
歳で、死亡の確率が半分になる頃とほぼ一致する。

 「2人に1人」の確率になるのは、ほかの要因も含めて死亡の
リスクが高まる世代になってからということだ。

  知ってほしい「正しい情報」「相談場所」

 ただ、がんと診断されたら戸惑うだろう。そこで専門家は「正
しい情報のありか」と「相談できる場所」を知ってほしいという。

 1つは国立がん研究センターがん対策情報センターが運営する
ウェブサイト「国立がん研究センター がん情報サービス」。
https://ganjoho.jp

 それに専門的ながん医療を担う全国437の「がん診療連携拠
点病院」などにある無料の相談窓口「がん相談支援センター」。

  がんの解説や検診情報

 がん情報サービスはがんの解説や検査、治療、臨床試験のほか、
さまざまな支援制度や予防・検診の情報までを発信。

 相談支援センターは、トレーニングを積んだ相談員が、医療機
関の情報から療養生活、経済的問題などの相談に応じている。

  だれでも利用できる

 また相談窓口がある病院に通院していなくても、だれでも利用
できるし、患者の家族にも対応しているという。

 確かにがんと診断されたら、どこの病院でどんな治療を受ける
べきかわからないと思う。適切なアドバイスが必要だろう。

  がん5年生存率60%超

 さすがに「がん=不治の病」という考えは少なくなったか。最
新データによると、国民のがん5年生存率は62.1%に。

 しかし内閣府の18歳以上3000人を対象にした世論調査で
は「5年生存率は50%超」と知っていたのは29.5%。

 「日本では2人に1人が将来、がんにかかると推測されている」
と知っていたのも31.3%にとどまった。

 ネットでは、がんに関する予防法から治療法まで、さまざまな
情報があふれているが、なかなか正確な情報を得るのは難しい。

 情報リテラシーの問題でもあるが、私たち1人1人が、がんに
対しての正確な知識を得る努力が必要なんだろうな。

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