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愛と哀しみのボレロ 

2019年01月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

豊洲市場で行われた「初競り」。
青森県大間産クロマグロの値段が3億3360万円の値段。

落札したの会社は「すしざんまい」で
278キロのマグロは1万5千貫分で、
計算すると1貫当たり約2万2千円だが、
大トロ398円、中トロ298円、赤身158円の
通常価格で「大盤振る舞い」だったとのニュース。
一口食べてみたかったなぁ〜。

今日の映画紹介は明日、放送の
「愛と哀しみのボレロ/Les Uns et les Autres」。
BSプレミアムで2018年1月7日(月)13:00〜放送。

フランスのC・ルルーシュ監督が
・モスクワでルドルフ・ヌレエフ(バレエダンサー)、
・パリでエディット・ピアフ(歌手)、
・ベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮者)、
・ニューヨークではグレン・ミラー(音楽家)と、
実在の4人の芸術家をモデルにその家族の第2次大戦を
挟んで、半世紀にわたる波乱の人生を、
壮大なスケールで描くドラマ。

キャッチフレーズは
”愛よ響け、魂よ踊れ!”。

1936年(昭和11年)のモスクワ。
ボリショイバレエ団のプリマのオーディションで敗れた
タチアナ(リタ・ポールブールド)は、その帰りぎわに、
選考委員のボリス(ジョルジュ・ドン)に
声をかけられ、それをきっかけに二人は結婚。

スターリングラード攻防戦でボリスは戦死。
息子セルゲイを育てながら、タチアナはバレエを続けた。

ボリショイ・バレエ団の名ダンサーに
成長したセルゲイ(J・ドン/二役)は
60年のオペラ座の公演の時、西側に亡命。
タチアナは再婚し、モスクワでセルゲイを見守る。

1937年(昭和12年)のパリ。
人気を集めるキャバレエ“フォリー・ベルジェール”で
バイオリニストのアンヌ(ニコール・ガルシア)は、
ピアニスト、シモン(ロベール・オッセン)と結婚。

しかし、ユダヤ人であったためナチに収容所送りとなる。
赤ん坊だけは助けたいと、列車の外に赤ん坊を置き去りにする。
シモンはガス室で死亡し、終戦で救出されたアンヌは、
仲間と作った音楽隊で地方を巡りながら子供の行方を探す。

その子供は捨てられた後に、牧師に拾われて、
ダビッド(オッセン/二役)と名づけられ成長していた。
彼はアルジェリア戦争に参加し、除隊した後、
パリで作家として成功。
精神病院に入っていた生みの母アンヌと
奇蹟の再会を果たす。

他の二家族も同様に、家族の愛と悲劇の物語は続く。
原題の”Les uns et les autres”はフランス語では、
「百人いれば百通りの人生」だとの意味だから、
その通り、人生いろいろと展開していく。

製作・脚本・監督がクロード・ルルーシュだけに、
この複雑な各人の生き様を見事に交差させて、
落としどころの見せ場をちゃんと用意しての
クライマックスへ。

1981年(昭和56年)のパリ。
トロカデロ広場で、ユニセフ・チャリティ・コンサートに
多くの観客がつめかけていた。TVの進行役はエディット。
踊り手はセルゲイ、歌うのはサラとダビッドの
息子パトリック(マニュエル・ジェラン)が舞台に勢揃い。

選ばれた芸術家たちが今、
一同に結集して演じるのは、“ボレロ”。

ジョルジュ・ドンがモーリス・ベジャール率いる
バレエ団を従えてラベル作曲の“ボレロ”に合わせて
力強く舞うシーンは圧巻。
https://youtu.be/nOi1hrXEBs0
https://youtu.be/PQb9x6H3TlE

アクション大好きの私には、彼が鍛えた身体で、
しなやかに踊る姿は、
カンフーアクションとダブって見えました。

1981年(昭和56年)製作。



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