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ニャンコ座リポート
年の瀬に練習があるありがたさ (12/30)
2018年12月30日
テーマ:テーマ無し
今朝4時8分の地震、震度3、余震ではなくて新たなやつでした。その後ほとんど寝られず。
いっちゃんが死んで11回目の年越しなのに、未だ慣れず、世間の華やぎがおもしろくなくて、極力お正月気分に接するのを避けるよう気を付けます。そんな時、農オケの練習は助かるわ。お正月関係ないですからね。5年前も10年前も同じように救われていました。キーンと冷えて晴れ渡ったニャンコ座町から、時々雪が降る札幌へ、練習に行ってきました。
年の瀬に音楽ばかが集まって ト〜レアド〜ルラム〜ルタタン
初めの1時間は、プロの声楽家のボイトレでした。一応大学で声楽を習って,合唱歴50年以上、それでもなお初めて知ることがある楽しさよ。イタリア語の母音は、「a」「e」「i」「o」「u」の他に、「l」と「r」も母音と考えた方が良いとのこと。母音と言うのは、声帯のふるえを伴う有声音だからです。そうだ、そうなんだ。
ソプラノに、少しお姉さんと思しき方がいます。その方、音が外れるんです。おそらく、外れている自覚は無いのでしょう。歌いたい熱意を、誰も否定はできません。ドジしてミスったというのとは違います。私たちは、プロではありません。でもチケット代をいただくのですから、上手いも下手も関係ない、楽しく歌えれば良いのよ、で良いのだろうか。私もいつか音を外して、それが自覚できなくなるんだろうか。そうなる前に、身を引けるようでありたいです。
2008年野2月にいっちゃんが死んで、2か月後にファーチレに復帰した時に練習していたのが「土の歌」でした。「地上の祈り」の「地の上に花咲く限り よろこんで日ごと営み 悲しみも耐えて生きよう」が、泣けて歌えませんでした。今は「天地の怒り」の「地の下に怒りがある 地震だ 尾根が崩れる 煙突が倒れる」等々、歌って良いものか、ためらいはまだあります。
実は私、フォークの集いで歌い過ぎたか、3日ほど喉風邪をひいていました。即、おじいちゃん先生の所へ行き、頼んで点滴してもらい、何とか収まって、昨日は喉がつぶれても歌おうと思っていました。どうやら大丈夫でした。
姉様が友達の家でもちをついたと、つきたてをおすそ分けしてくれました。行きのバスが昼食時だったので、持って行って、練習の休憩に、こっそり昼食として食べました。早弁気分(やったことは無い)を味わえて、とってもおいしかったです。
おひとり様餅は買うものもらうもの
えこふぁーむのぶどうジュースを買い、本屋で「いだてん」のガイド本まで買って、重いバッグをかかえて、札幌を後にしました。今日は、時々雪が降る天候のようです。
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