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2018年重慶万州路線バス長江墜落事件(中国) 

2018年11月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


2018年重慶万州路線バス長江墜落事件(中国)  1か月前の話ですが、2018年10月28日、 中国の重慶市万州区で路線バスが橋から墜落 して計15人が死亡(うち2名は行方不明)したと いう痛ましい事故がありました。  事件の概要はだいたい次のような感じです。  ある停留所から路線バスが発進してしばらく すると、ある女性(カーテン店経営/48歳)は 自分が降りるはずだったバス停を通り過ごした ことに気づき、大声で運転手に自分を今すぐ 下車させるよう要求します。  しかし、路線バスは停留所以外で人を降ろして はいけないため、運転手は次の停留所まで待つ ように言い、そのまま運転を続けました。  すると女性は座席から立ち上がって運転手の 右後方へ歩み寄って(中国は左ハンドル、右側 走行)再びバスを止めるよう大声でわめき立て ます。  運転手は「停留所以外ではバスを停車・下車 させることはできない旨」を何度も説明します が、女性はまったく聞く耳を持たず、走行する バスの中で2人は激しく言い争います。  ついには女性が持っていた携帯電話で運転手 の右側頭部を殴りつけ、運転手は女性からの 暴力を避けようと応戦します。  その際にハンドル操作を誤ってバスはセンター ラインを越えて対抗車線の乗用車と衝突し、 勢いで橋の欄干を突き破って60メートル下の 長江へ墜落した(60メートルと言えば20階建 てのビルの高さに相当)・・・という事故です。  死亡者は乗客・運転手を含めて15人 (13人は遺体で発見、2人は行方不明)。   つまりこの事故は、自分の不注意でバスを下車 できなかった乗客が、社会ルールを無視して バスを停留所以外の場所で停車させようとし、 それを拒否した運転手に立腹して殴りかかった ことが原因で起きた・・・というわけです。  その結果、自分以外の14人もの無関係の 尊い命を犠牲にした・・・という何とも巻き込ま れた他の乗客たちにとっては迷惑千万な 事故だったと言えます。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 降りるはずのバスの停留所を乗り過ごし、慌てて バスを無理やり停めさせようとする・・・自分は客 だからバスの運転手を自分の意のままに従わせ るのは当然だ・・・とでも言わんばかりの話ですが、 これが中国の文化というか、中国人の気質という か、発想の仕方というか、価値観なのだと思い ます。  こうした姿勢は日本(日本人)とは大きく 異なります。  日本では、こうした姿勢を「身勝手」と言い、 「倫理観が低い」とか「道徳観念が ない」とか、「常識知らず/世間知ら ず」と言って恥ずべき行為とみなす文化が あります。  それはやはり幼い頃からの教育の違い/ 躾の違いなのだと思います。  他人に迷惑をかけても構わない、大事なの は自分だけ・・・というのが、中国人の発想の 根底にあるのかもしれません。  それはルールやマナーという「大義基準」 で行動するのではなく、あくまでも自分が納得 できるかどうかの「自分基準」で行動する といった価値観が浸透していることが原因の 一つだと思います。   自分が起こしている行動が近未来にどういう ことを引き起こすか?という先見性に乏しく、 「今」、「自分さえ」良ければそれでいい・・・と いった恐ろしく近視眼的かつ自分中心の発想 しかできない人が多いようにも思えますし、 日本でもそういう人が年を追うごとに増えて きているように思えます。  根底にある価値観が違えば、そうした者同士 の意見や交渉が平行線のまま交わらないの も頷けます。  会社の中でも(国籍に関係なく)同じ日本人 なのにさまざまな価値観を持つ人が存在して 社内統制がとれないこともよくある話です。  自己中心の人ばかりの会社だと、組織力の 発揮ができなくなります。  自分中心の社会・・・という驕った考えを捨てて、 社会の中の一人に過ぎない・・・と いう謙虚な考え方を持つことが大事だと思い ます。   私の著書 2冊+電子書籍11冊(アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)お金の教養シリーズ     5冊組織マネジメントシリーズ  4冊ビジネス人生論シリーズ   2冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC    

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