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たかが一人、されど一人

字が下手で恥ずかしいが 

2018年11月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

サイバーセキュリティー戦略の担当大臣になった桜田義孝氏、今回の入閣で初めて知った名前ではあるが、25歳で会社を立ち上げ若い時から社長をなさっていた優秀なお人らしいが、お忙しくてこれまでパソコンに触る暇なく過ごされ、図らずもこの任務を与えられてしまった。幸いスタッフにはその方面に強い人材を抱えているので業務遂行に何ら差し障りが無いとご本人は胸を張られた。確かに国会議員の先生でご自身がパソコンを打つ余裕がある人の方が珍しいだろうから、それはそれで良しとすべきかもしれぬ。問題は数日前に少し書いたが、日本が他国人からITスキル後進国と見られていることである。見られるだけで済めばいいのだが、今日の日経ビジネスには「IT音痴で負け組へ、日本に残された時間は7年」と言う記事が掲載されている。内容は現在我が国で稼働している様々なシステム(コンピュータに依存したものを指すのだろう)の殆どは前世紀の末にかけて多くの企業が取り入れたものである。システムの老朽化に伴いメンテナンスを繰り返すうちにその構造が複雑化して使い勝手が悪く、性能の劣化が否めない。そのことに関し経産省ではこの秋「日本企業は7年以内に既存システムを一新しないと、人工知能(AI)やビッグデータ解析、IoT技術を駆使する海外企業に対して、競争力を失う。」と警告を発している。即ち「デジタルトランスフォーメーション(DX)」(初めて聞く言葉だ)を産業界に促す報告書である。サイバーセキュリティ問題もネットに依存するところが大きい現代社会では基本的問題であはあるが、ビジネスシステムの保守と更新に関する問題も基本と言える大問題である。現役時代の最後、有限会社を立ち上げてからのことになるが、ある法人の社内LANシステム(僅か40数台のパソコン機材を結ぶ社内システム)のメンテを請け負っていた時期がある。大手であれば何が無くても毎月なにがしかのリテイナーズ・フィーを請求するのだろうが、零細業者の悲しさでパソコン等の機材を更新する、引っ越しをする、人事があった時とか、必要に応じて出張した時しかお手当てを頂けなかった悔しさが残っている。当時からこの要員を確保することは難しかったし、機械に慣れない偉い人にコストを理解してもらえない作業であったことは間違いない。現在でもその状況は変わっていないだろうし、益々厳しくなっている筈だ。いい爺さんでも子供の頃から機械であるタイプライターに馴染んで育った国と、水茎の跡麗しくを教えられた国との違いと言えばそれまでだが。

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