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黄金のアデーレ 名画の帰還 

2018年11月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

プロ野球のSMBC日本シリーズの第6戦で
ソフトバンクが2―0で広島に勝ち、
対戦成績を4勝1敗1分けとして2年連続で日本一に。
ソフトバンクはリーグ戦では2位でしたが、本番で優勝。

広島の敗因は、
今季の盗塁数はリーグ最多の95個だったのに、
このシリーズでは8度盗塁を試みたが、すべて失敗。

と言うのも、ソフトバンクの甲斐捕手が、
MVPを得たように、広島の機動力を完璧に封じ込め、
6連続盗塁阻止の日本シリーズ新記録。

広島は彼に負けたと言っても過言ではないでしょう。

今日の映画紹介は
「黄金のアデーレ 名画の帰還/Woman in Gold」。
BS-TBSで2018年11月4日(日)15:00〜放送。

2015年11月に観た時の感想文。
8月に紹介しているので再掲です。

グスタフ・クリムトによる“オーストリアのモナリザ”と
呼ばれる名画「黄金のアデーレ」は、絵に疎い私ですが
あの金色に輝く衣裳をまとった女性の絵は知っています。
が、この絵画に、このような隠れたエピソードがあったとは…。

キャッチコピーは
”数奇な運命を辿った名画に秘められた真実の
物語が、今、明かされる”。

1998年(平成10年)、ロサンゼルス。
マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、
82歳ながら、小さなブティックを営みながら、
夫亡き後も元気に暮らしていた。

そんなある日、姉のルイーゼが亡くなり、
彼女が故郷のオーストリア政府にナチスに没収された
絵画の返還を求めていたことを知る。

マリアは、友人の息子で駆け出し弁護士の
ランディ(ライアン・レイノルズ)に相談を持ちかける。
”伯母のアデレードよ、伯父がクリムトに描かせたの
私たちの家からナチスが奪って
今はウィーンのベルベデーレ美術館にあるの ”

”本気で取り戻したいと?”。

その絵画はベルベデーレ美術館が所蔵するクリムトの
名画で、モデルになったマリアの伯母アデーレが
遺言で寄贈したとされているが、
遺言書など見たこともなかった。

マリアとランディは時にはぶつかり、協力しながら
オーストリア政府を相手に
絵の返還を求めて裁判を起こすのだった…。

ヘレン・ミレンを目当てに見に行ったのですが、
期待に違わず、彼女はゴージャスでした。

フォーマルな紺色のスーツ姿やラフなピンクのシャツ姿と
どんな衣裳でもチャーミングで、自分の信念を曲げずに
時にはお茶目で、毒舌とユーモアのバランスが抜群で
70歳には思えない振舞いには魅力が一杯でした。

英国女王から”デイム”の称号を授与されただけはあります。

ストーリーも良く練られていました。
法廷ドラマを中心に置き、現在とナチスに平和な生活を
破壊された過去と時系列をクロスさせるのですが、
マリアの目線が遠くを見る目になると
過去に場面が変わるのがとてもスムーズで
違和感がありませんでした。

これはサイモン・カーティス監督の腕の冴えでしょう。

この絵は世界で最も高額な絵画TOP10に入っていて、
コスメ界の大物ロナルド・ローダーに1億3500万ドルで
買い取られて、現在ニューヨークのノイエ・ギャラリーに
展示されているそうです。

ヘレン・ミレンはインタビューでこう言っていますね。
70歳になった現在も輝き続けている秘訣を尋ねられると、

”難しいけれど、自分に正直であるように努めています。
人生とはマジカルで素晴らしいもの。
そのことに感謝する姿勢も大切だと思うのです”と。

我々、シニアにとっても、お手本になる一言ですね。



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