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シャイン 

2018年11月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「江波杏子さん急死(76歳)」の訃報。
大映の映画「女賭博師」シリーズの“昇り竜のお銀”役は
好きで、よく映画館へ通ってものです。合掌!

今日の映画紹介は『シャイン/Shine』。
BS-TBSで2018年11月3日(火)よる21:00〜放送。
7月に紹介しているので再掲です。

厳格な父に夢を託された息子。
重圧に押しつぶされながらも、
再起していく姿を描いた感動作。

実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットを
演じた主演のジェフリー・ラッシュは
第69回アカデミー賞主演男優賞をはじめ多数の映画賞を受賞。

デイヴィッド(少年期/アレックス・ラファロヴィッツ)は、
音楽家になれなかった父親の
ピーター(アーミン・ミューラー=スタール)に
ピアノを教わり、才能を発揮し、
天才少年として評判になる。

だが、アメリカ、英国の王立音楽院に留学の話がでると、
父親のピーターは、デイビッドが家族から
離れることに対して暴力をふるい反対する。
なぜなら、ピーターは子供を手元に置きたかったから。

デイヴィッド(青年期/ノア・テイラー)は、
著名な作家で、年齢を越えて友情を結んだ
キャサリン(グーギー・ウィザーズ)の
励ましで、ついに家を出る。

ロンドンで彼は
セシル・パーカー(ジョン・ギールグッド)に師事。
パーカーは彼をわが子のように愛し、鍛える。

彼はコンクールでの演奏曲に、
幼年時代からの父親の悲願であった
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を選ぶ。

猛特訓でこの難曲を完璧に演奏したデイヴィッド、
優勝はしたが心身ともに消耗し、演奏中に倒れる。
そして、このストレスに耐えきれず精神に異常をきたす。

10数年を精神病院で過ごした
デイヴィッド(ジェフリー・ラッシュ)は
かつて自分のファンだったという女性に引き取られる。
その後、引取り先を転々とした。

激しい雨の晩、ワイン・バーで働く
シルヴィア(ソニア・トッド)は、
びしょ濡れで店のドアを叩いたいた
デイヴィッドを家まで送る。

シルヴィアはやがてデイヴィッドが
ピアノを弾くことを知り、彼に店でピアノを
弾くことをすすめる。

と、ここまで粗筋を引っ張ったのは、
彼がこの店で演奏する曲のシーンが最高だからです。

♪Flight of the Bunblebee/熊蜂の飛行♪を、
タバコをくわえて、煙を吐きながら得意げに演奏しながら、
どうだと言わんばかりに時々、後ろを振り向く姿と、
鍵盤を走る、華麗な指裁きには感動しました。
(タバコの灰が落ちないのかとハラハラしましたが?)
https://youtu.be/y-QrSc_Jw3g

スコット・ヒックス 監督が描きかったのは、
病める天才音楽家の挫折と成功に、
父と子の音楽を通しての親子の葛藤、確執でしょう。

”どうしてもわしらを離れてイギリスに行くなら、
親子の縁を切る。もう二度と帰ってくるな”の
父の言葉はどこかの頑固おやじが吐くセリフそのままですが、
さて、親子の関係はどうなったのでしょうか?

ヘルフゴットは日本公演も行っています。
1997年(平成9年)公開。



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臨場感が違うでしょうね。

yinanさん

Babanさん、おはようございます!

ヘルフゴットの演奏を生で楽しまれましたか、
良かったですね。

本作でも演奏はヘルフゴット自身が行い、
又、手だけ撮影されたシーンは本人のものだそうです。

2018/11/05 07:49:03

この人の

さん

ピアノ、聴きましたよ、生のを。

2018/11/04 18:18:07

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