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平成の虚無僧一路の日記

吉川栄治 『鳴門秘帖』 

2018年11月02日 外部ブログ記事
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1926年(昭和元年)から翌年にかけて「大阪毎日新聞」に連載された
吉川英治の長編小説。
白面の貴公子「法月弦之丞(のりづきげんのじょう)は、許嫁の千絵の父
甲賀宗家の頭領「世阿弥」が阿波徳島に渡ったまま、行方知れずになって
いることを知る。世阿弥は、西国諸藩が幕府転覆計画の密約を交わしたと
される「鳴門秘帖」を手に入れるため、幕府の密命を受けて阿波徳島藩に
潜入していた。法月弦之丞は、世阿弥の行方を救出し、「鳴門秘帖」を手に
入れるために、虚無僧となって阿波に渡る。

この「鳴門秘帖」によって、「虚無僧=幕府の隠密」という認識が定着
されたと私は考えています。?

映画で3回、テレビドラマで4回映像化されて、その時々の人気スターが
法月弦之丞を演じたために、虚無僧がヒーローとなったのでした。?



『鳴門秘帖』(1926 - 27年、市川右太衛門(のち嵐長三郎)主演)
『甲賀屋敷』(1949年、大映。長谷川一夫主演)
『鳴門秘帖』(1954年、東映。市川右太衛門主演)
『鳴門秘帖』(1957年、大映。長谷川一夫、市川雷蔵主演)
『鳴門秘帖』、『鳴門秘帖 完結篇』(1961年、東映。鶴田浩二主演)


?
テレビドラマでは 5回。


『鳴門秘帖』(1959年、現、TBS)。水島道太郎主演、原保美助演)
『鳴門秘帖』(1966年、MBS。高橋悦史、扇千景主演)



『鳴門秘帖』(1977 - 78年、NHK。田村正和主演
『鳴門秘帖・時代劇スペシャル』(1990年4月10日、TBS。杉良太郎主演)
『鳴門秘帖』(2018年、NHK。山本耕史主演)

ところで、原作を読むと
?「あの歌口は宗長流(そうちょうりゅう)、京都寄竹派(きちくは)の一節切(ひとよぎり)じゃ、
 吹き手はさだめし虚無僧(こむそう)であろう」 鳴門秘帖:01 上方の巻
?
「音色はまさしく宗長流」
?
と、虚無僧大好きの吉川先生ですが、「歌口は宗長流」だの「寄竹派の一節切」だの
何を根拠にと めちゃくちゃです。虚無僧が「一節切」のはずはないのですがね。
?
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