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平成の虚無僧一路の日記

「笑い」は 生きるための智恵 

2011年06月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



6/1 NHK「ラジオ深夜便」。ゲストは「三宅裕司」。
三宅裕司が コメディアンだとは 知らなかった。

「赤ん坊は、教えないのに笑うでしょ。笑うと、みなが
喜んでくれる。可愛がってもらえる。可愛がってもらいたい
という本能から“笑う”。人に愛されたければ“笑顔”」

「アメリでは、子供に一番先に教えるのは“笑い”」
「アメリカ人のスピーチは、必ず“笑い”を入れるのが
エチケット。“笑い”の無いスピーチはエチケット違反」と。


なるほど、イギリスBBCのコメディ番組で「広島・長崎
で2度原爆に遭った世界一不運な男」という紹介があり、
「あれはジョークだった」と釈明しても、日本人は怒って
抗議したことがあったっけ。「広島では、原爆の5日後には
もう汽車が走っていた」というのも、笑いを誘っていた。

20年前、ハワイ大学で『耳なし芳一』の歌劇を観た。
芳一が、墓場の中で一心不乱で琵琶を弾じ、平家を歌う。
まわりには無数の鬼火。
毎晩、寺を抜け出す芳一を不審に思って、後をつけてきた
寺男が、「芳一さん、何をしている!」と止めようとすると、
芳一は「何をなさいます。ここは尊いお方の御前、無礼は
許しませぬぞ」

われわれ日本人なら、息を呑む恐ろしい場面だ。ところが
驚いた。ここで笑いが出るのだ。寺男は「ワッハハハ、
芳一、何を言ってるのだ。ここは墓地だぞ」。

そこで観客も一斉にドッと笑う。日本文化を学ぶ学生たち
なのに、あまりにも「日本人の心」とかけ離れていると
思ったものだ。

ところが、ところが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の
『耳なし芳一』の原作を見たら、なるほど、この場面で
「寺男は笑った」とあるではないか。

ハワイ大学の学生は、原作に忠実に演じていたのだ。
驚き桃の木。世界の中で 日本人だけが おかしいのかも。

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