性格の違い

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トラのミステリな日常

2018年10月14日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

ニューヨークダウに続き、日経平均も大きく下げた日のことです。
母から、突然電話がありました。
「株が下がったなぁ」
「ボクは株を持っていないから、関係ないよ」
「株を買うなら、今やで」

前にも書きましたが、母は少しですが、株を持っているので、配当も入って来ているようです。
「素人が手を出したら、損をするだけやから辞めとき」
「でも、証券会社に置いてあるお金があるから･･･と思ってな」
「その気になって株を買ったら、また下がるで」

私の指摘（ほぼヤマカンですが･･･）どおり、翌日も大きく下げました。
すると･･･、
「あんたが言うように、また下げたな」と、またもや母からの電話です。
「昨日買っていたら、損しているで」と私。
「ホンマに、買ったらそこからまた下がるし、売ったらまだまだ上がる。儲かるようには出来てへんなぁ」
「それがわかって居るんやったら、株なんか売ってしまいや」
「持っていたら、ちょっとでも配当が入ってくる･･･」

「それで、今日の電話の用事は何やねんな？」
「証券会社から電話があったので、アンタの携帯ゆうておいたで」

ところで･･･

確かに、株って言うのは、「安いときに買って、値上がりしたら売る」と、その差額で儲かるんですね。

それは私でもわかる理屈ですが、現実には
「買って、もっと下がったらどうしよう･･･」と思って、買うときになって躊躇してしまいます。

母が言うように、
「下がったから、買うのは今だ」と言うのは、そうなんでしょうが、なかなか即実行とはいきません。
私の性格では、
「しばらく様子を見よう･･･」と言う気持ちになり、少し右上がりの上向きになってくれば、そろそろ購入も考えます

「そんな事をゆうていたら、乗り遅れるで」と母は言っていましたので、
「そういう危ないモノに、乗る気は無いから･･･」と、答えておきましたが、本当は、近々、株でもと思って、少しずつ勉強をしているのです。

母はというと、「思い立ったら吉日」と、すぐに行動に走る人ですが、私は元職の時でも、「石橋を叩いても渡らないトラさん」と言われるほどの、慎重派でした。
でも、この踏ん切りの悪い私の性格では、株の売買には向きそうも無いですね。

「上がるか下がるかは、買ってみないとわからない」と母は言いますが、私には、母の大胆な性格が、受け継がれて居なかったようです（笑）

そういえば、子どものころ、母に怒られた時は
「アンタは橋の下で拾ってきた子やから」と、よく言われたことがあります。
この話って、ホントかも知れないですね（笑）