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吾喰楽家の食卓

饂飩の話 

2018年08月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

日本の饂飩とイタリアのパスタは、何れもルーツは中国らしい。
それぞれに発展し、今では似て非なるものになっている。
太さや形は色々あるが、太いものは歯応えを、細いものは喉越しを楽しむものかも知れない。
どれが良いかは、飽くまでも個人の好みだから、一概には云えない。
このことは、蕎麦でも同じことが云えるだろう。

元々、蕎麦の方が好きだが、最近、自宅で食べるときは、饂飩が多い。
何れも、大概は生麺を茹でて食べている。
ところが、冷凍保存したものを含め、蕎麦よりも饂飩の方が、店の味と近いように感じる。
単身赴任時代、“越中おわら風の盆”の八尾の近くに、行きつけの蕎麦屋があった。
蕎麦は生麺を茹でていたが、饂飩は冷凍の茹で麺を使っていたのを知り、失望したことを今でも覚えている。

冷麦は、乾麺を茹でて食べることが一般的だが、昨日、スーパーで生冷麦を見付け、昼餉に食べることにした。
いつも、自宅で食べている、蕎麦や饂飩の生麺と同じ製造元である。
茹でた冷麦を、水でよくすすいでから、ザルで水を切り、氷水が入った器へ泳がせた。
喉越しが良いだけでなく、コシのある歯応えが、何とも云えなかった。
結局、麺類の魅力は、喉越しと歯応えなのだろう。

   *****

写真
8月25日(土)の昼餉と夕餉



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