メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

むぅびぃ・とりっぷ

所持品ゼロで樋田淳也、富田林逃走 

2018年08月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


8月12日、大阪府警富田林署内の面会室から逃走した、樋田淳也(ひだ じゅんや)(30)は見た目は20代にも見えかねない世間知らずのぼっちゃん風に見えるが、犯罪歴を多く持っている。 樋田は面会の際に面会者と拘留者を隔てる厚さ1センチのアクリル板を蹴飛ばして隙間をつくり、弾性を利用してすり抜けたとみられる。スリッパを署にあったスニーカーに履き替え、脚立を使って裏の塀を乗り越え逃走した。 樋田淳也はどのような犯罪を犯したのか。強盗致傷や強制性交などの疑いで今年の5月以降に四回逮捕され、四つの罪で起訴されていた。約三年前にも窃盗事件などを起こし、今年4月まで大阪刑務所に収監されていたというから、刑務所を出て1か月後に、また犯罪に手を染めていたことになる。 ● 先輩には、終始敬語でペコペコ2015年12月から大阪刑務所で同じ雑居房で暮らしていた元受刑者が打ち明ける。『六人部屋で彼は一番年下やったけど、先輩には、終始敬語でペコペコするタイプで全員から可愛がられとった』樋田は周りの様子を見てけっこううまく立ちまわるチャッカリした面も持っていたようだ。 実家は同府松原市にあり、地元の小学校と中学校に通っていた。同級生の男性は「お調子者でひょうきんだった。弱い者には強く出るが、リーダー格には弱かった」と振り返った。その頃から、元受刑者の語る性格像と重なっている。 また、同じく小中学校時代の同級生が当時を振り返る。「樋田は小学生の頃から「”調子乗り”で、路上で客引きをやるホステスのような声色を真似て『お兄ちゃん、お兄ちゃん』と言ってふざけていました。中学卒業後は大阪府立の工業高校に入学しましたが、車の窃盗事件を起こして退学、仲間と一緒に少年院に入ったと聞きました」近隣住民によると、小学校低学年のときは兄とボーイスカウト活動をしており「笑顔がかわいい子だった」。10年以上前、大阪府内の清掃センターに長年勤務した父が亡くなった。その頃、実家近くの祖父母の畑で農業機械を運転し、手伝う姿も見られた。最近は姿を見かけなかったという。「兄と妹の三人きょうだい。問題児は真ん中の淳也だけで、警察沙汰は日常茶飯事でしたわ。八年ほど前、二十人くらいの警察官が自宅を囲む大捕物があって、淳也は屋根を伝って逃げ回ってましたよ」(近隣住民)● 女装や化粧をしていた12日の日曜日に逃走してから、逃走期間はそろそろ2週間に至る。留置所から脱走した際の所持品はゼロ。自転車を盗んで羽曳野市に乗り捨て、その後、ミニバイクを盗んで大阪市内などで自転車の女性などからひったくりを繰り返していると見られた。しかしそれらの動きが報じられると、パタリと動きが止まっている。盗んだとみられる女性の携帯電話を、移動するトラックの荷台に放り込むなど、攪乱作戦はなかなかのもの。逃走翌日の13日未明に、樋田の実家がある大阪府松原市内の防犯カメラに写っていたことが23日に分かった。そんな危険人物がどこかに潜んでいるというので、松原市内の住民は心休まらないことであろう。 樋田は、女装して逃げている可能性もあると、関西テレビが報じている。彼は知人と会う際、女装や化粧をしていたことがある。脱走後の8月15日には、実家近くの神社で食べ物を散らかした形跡とともに黒いストッキングが見つかった。その後に頻発しているバッグひったくりが樋田の仕業だとすると、女性被害者が持っていた化粧品を使うことも考えられる。左耳に少なくとも4つのピアスの痕があり、左足のふくらはぎの内側にはウサギが打ち出の小づちを持つような図柄の入れ墨があることも分かっている。警察でもこれらの情報を把握しており、手配写真と似顔絵を公開して行方を追っている。● 大迷惑、テレビクルーの大追跡刑務所からの逃走は住民には大いに迷惑な話しだが、その反面、マスコミ側からすればリアルタイムでのニュースになる。この逃走劇を、警察より熱心に追いかけたのがテレビだった。キー局の情報番組ディレクターはこう話す。「お盆でニュースが滞る時期に降ってわいた格好のネタで、当初から在阪局が大量動員し、さらに東京からもクルーを出す力の入れようでした。今年4月の愛媛の刑務所から受刑者が脱走して22日後に広島市内で確保された事件のように、“逃走犯”のニュースは危険を周知する大義名分のもとリアルタイムで動向を報じることができるからテレビ的には強い」報道が加熱するあまり余計なトラブルも起きていた。近隣コンビニの関係者が言う。「13日の午前から終日、マスコミ各社の車やタクシーが駐車場を占拠していて一般客が駐車できないと苦情が来たので署に苦情を申し入れ、対応に追われました」特に問題となったのがTBSの取材スタッフだった。事情を知るTBS関係者はこう話す。「最近の長丁場の現場では各局の報道クルーの車がWi-Fi(無線の電波でインターネット接続ができる)設備があるコンビニの駐車場を“拠点”としてよく利用するんです。店側から苦情があれば謝罪して対応するのが筋ですが、今回、TBSの報道スタッフがコンビニ店員とやり取りするなかで、駐車問題について言われると“でも、売り上げも上がったでしょう”という反論をしたようです。さすがにそうした対応などについて、コンビニ側から局に直接苦情が来ました」TBSは「現時点で、該当する取材クルーは確認されておりません。引き続き、調査いたします」(社長室広報部)という。しかし、マスコミの押しかけによるトラブルは今に始まったことではなく、事件があった地域で、常につきまとうことなのではないか。その問題もマスコミ対策として別個に考える必要のある事だが、まずは早く犯人を捕まえてほしいものだ。 参照:週刊文春 2018年8月30日号    富田林署逃走事件、大迷惑だったテレビクルーの大追跡    樋田容疑者、女装して逃走の可能性も 富田林署逃走事件PR:破獄 (新潮文庫) 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ