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駅馬車 

2018年08月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

第100回全国高校野球選手権大会 の
今日の準決勝は
第1試合が金足農対日大三。
第2試合が済美対大桐蔭。楽しみですね。

今日の映画紹介は『駅馬車/Stagecoach』。
BSプレミアムで2018年8月20日(月)13:00〜放送。
ジョン・ウェインの魅力一杯の3作品を三日連続で放送。
以前紹介しているので再掲です。

私は西部劇と聞くと、
すぐこの「駅馬車」を思い浮かべますね。
あの、アパッチによる襲撃シーンのスピード感と
アクションは現在のカーチェイスの原点でしょう。

主演のジョン・ウェインはこの映画に出演する9年前に
「ビッグ・トレイル」で主演を演じたが不評で、
その後、鳴かず飛ばずだったが、本作以降は
ジョン・フォード監督作品の
看板俳優となり、大スターとなる。

ジェロニモがアパッチ族を率いて蜂起した中、
アリゾナ州トントからニューメキシコ州ローズバーグに
向かう駅馬車が出発する。

乗客は皆、訳ありの連中ばかり。
町から追放された娼婦の
ダラス(クレア・トレヴァー)。

アルコール中毒の飲んだくれ医者の
ブーン(トーマス・ミッチェル)。

はるばるバージニアから来て夫の
マロリー騎兵隊大尉に会いにいく貴婦人の
ルーシー(ルイーズ・プラット)。

小心者の酒商人ピーコック(ドナルド・ミーク)。

出発間際に南部出身の賭博師の
ハットフィールド(ジョン・キャラダイン)が
”マロリー夫人の護衛”と称して乗り込んで来る。

臆病な御者のバック(アンディ・ディバイン)と
カーリー保安官(ジョージ・バンクロフト)が加わり、
合計7名で駅馬車は出発する。

さらに出発してすぐに銀行家の
ヘンリー(バートン・チャーチル)が
駅馬車に乗り込んで来る。

駅馬車が砂漠にかかる時、突然の銃声で馬車が止まる。
”止まれ!保安官が護衛とはな、ローズバーグまでか?”と
ウィンチェスター銃を回しながら、
颯爽と現われたのは脱獄囚の
リンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)。

当時のウェインは32歳、その精悍な登場振りに、
”イョ〜、待ってました”と、声をかけたくなりますね。

走る駅馬車の背景は、
壮大なモニュメント・ヴァレーの大パノラマに
軽快な主題歌の
♪♪寂しい草原に埋めないで♪♪の
メロディーに乗って疾走するシーンは
西部劇ファンにはたまらないです。

もう一つの仕掛けが、狭い駅馬車の中にいる
それぞれの人生を背負った、訳ありの人物像を描くことで、
単なるアクション映画になっていないところがいいですね。

そのアクションも二つ組み込まれています。
一つは、スピード感あふれるアパッチとの戦い。
二つ目はリンゴと3人のガンマンとの決闘という、
西部劇お決まりのガンファイトと見所が一杯。

酔いどれ医師を演じたトーマス・ミッチェルが
アカデミー助演男優賞を受賞したほか、編曲賞を受賞。
1939年(昭和14年)製作。



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